Windows Live Hotmail、「グレーなメール」の整理機能を強化 | RBB TODAY
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Windows Live Hotmail、「グレーなメール」の整理機能を強化

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ワンクリックでの受信取り消し
  • ワンクリックでの受信取り消し
  • クリーンアップのスケジュール設定
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 日本マイクロソフトは4日、Windows Live Hotmailの機能を強化したことを発表した。「グレーなメール」対策を強化する、5つのツールの提供を開始する。

 同社では、「昔、購読したメールマガジン」「ダイレクトメール」「サービス通知」など、“迷惑メールのように扱われがちなメール”を「グレーなメール」としている。同社の調査によると、典型的な受信トレイの中身は、半分以上がメールマガジンやダイレクトメールで、17%がSNSの通知、14%が人とのコミュニケーションに使うメールだという。そしてユーザーが「迷惑メール」と判断しているメールの75% が、実は迷惑メールではなくて「グレーなメール」であるとしている。

 今回のHotmailの機能強化では、「グレーなメール」の処理に役立つツールとして、「ニュースレターのカテゴリ」「ワンクリックでの受信取り消し」「クリーンアップのスケジュール設定」「フラグ機能」「カテゴリーのカスタマイズ」の機能が追加・強化された。これにより、「ニュースレター」のカテゴリは、自動分類技術「SmartScreen」を利用し学習される。またニュースレターを登録したサイトなどに移行せずに、Hotmailからワンクリックで購読取り消しが可能となる。取り消しが完了するまでに届くメールは「迷惑メール」に振り分けられる。

 「クリーンアップ」のスケジュール化では、「その差出人からの最新のメールだけを残す」「受信から一定期間を経過したメールを削除する(3日、10日、30日、60日)」「受信から一定期間を経過したメールを選択したフォルダーに移動する」といったスケジュールの自動化が行える。「フラグ」機能の強化では、メールにフラグを付けたとき、それらのメールを受信トレイの最上部に表示できる。フラグはカテゴリなので、「クリーンアップのスケジュール設定」や「一括処理」も実行できる。なおカテゴリはフォルダー一覧の下の「クイック分類」に表示される。

 これらの機能は、数週間かけてすべてのユーザーに提供される予定。
《冨岡晶》
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