2009年度の流通情報量、DVDなら1日あたり「約2.9億枚」……総務省、「情報流通インデックス」発表
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「情報流通インデックス」は、過去30年間にわたって国内の情報流通量を計量してきた「情報流通センサス」に代わる、新たな情報流通量指標。あらゆるメディアを計量対象とする「センサス」ではなく、代表的なメディアを計量対象とするのが特徴となっており、総務省では2001年度から2008年度分までのデータを、計量・公表済みとなっている。今回、2009年度分のデータの計量が終わり、「我が国の情報通信市場の実態と情報流通量の計量に関する調査研究結果」が新たに発表された。
それによると、2009年度の流通情報量(電話機、テレビ受像機等の情報受信点で受信された情報量)は「約7.6ゼタビット」(1ゼタビット=100万ペタビット=10億テラビット)。近年流通情報量の伸びは大きく、2001年度から2006年度までの6年間で合わせてDVD約4400万枚の増加であったが、2007年度には前年度より約3700万枚、2008年度には同約4500万枚、2009年度には同1800万枚相当の増加となった。なお流通情報量の約98.5%は、放送メディアが占めているとのこと。
メディアグループ別の推移を比較すると、流通情報量ではインターネットの伸びが突出して大きかった。消費情報量でもインターネットの伸びは、2008年度までは他のメディアを上回り、消費情報量の増加を牽引したが、2009年度では、平均利用時間が前年度より短くなったことから、減少要因に転じているとしている。