電子書籍販売サイト「eBookJapan」を運営するイーブック イニシアティブ ジャパンは4日、7月25日~31日のeBookJapanサイトにおける週間売上にて、初めてモバイル用サイトでの売上がPC用サイトでの売上を逆転したと発表した。 eBookJapanは、2000年の創業以来、PC用サイトでの販売を中心としていたが、2008年以降はiPhone用リーダーとサイトのオープンを皮切りに、Windows Phone、iPad、Androidにも対応し、モバイル向け電子書籍サービスも展開していた。売上構成比は、2008年のiPhone/iPod touchサービス開始時は微々たるものだったが、2010年以降拡大基調に入り、2011年に大きく伸張したという。2011年7月月間のスマートフォン・タブレット売上構成比は49.7%となっており、月間ではまだパソコンを逆転していないが、8月には月間でも逆転し、以降継続的に高まっていくものと予測している。 現在作品ラインナップは主要出版社からの有力作品を中心に、iOS/Android向けで4万5千冊。年内には5万冊を超える見込みとのこと。