ホワイトハウス初のTwitterミーティング「Town Hall」、事前分析で政治ツイートの傾向が明らかに | RBB TODAY
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ホワイトハウス初のTwitterミーティング「Town Hall」、事前分析で政治ツイートの傾向が明らかに

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「Townhall @ The White House」サイト(画像)
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 米Radian6社は米国時間5日、Twitter社とのコラボレーションを通じ、ホワイトハウス初となるTwitter上のタウンホールミーティング「Twitter Town Hall」からのツイートおよび会話を分析することを発表した。

 このタウンホールミーティングは、米国東部標準時7月6日午後2時(日本時間7日午前3時)より行われたもので、その模様は「askobama.twitter.com」で1時間以上にわたりライブ配信された。ハッシュタグ「#AskObama」を付けてツイートすることで、誰でもオバマ大統領への質問を送信できるというものだった。

 このTwitterタウンホールミーティングに先立って、Radian6社はTwitter分析を実施。Twitter上での政治ツイートの傾向を分析している。それによると、Twitter上で交わされている政治的トピックの大部分は、「国家安全保障」(37.8%)と「経済の安定」(33.6%)の2つに集中していた。また「ウサマ・ビンラディン襲撃」のニュースに関する会話は、単体として最大のツイート数を記録していた。この出来事に関連するニュースが、国家安全保障の数多くの会話を生み出すきっかけになっていたと分析している。

 健康と成長のセグメントでは、オバマ大統領の演説中に最大のツイート数が記録されていた。政治に関する120万の会話のなかで、キーワード「オバマ」が登場する割合は、半数以上(56.6%)だった。またTwitter上で交わされる政治的会話の過半数は男性によるもので、抽出されたサンプルの60%以上が男性によるツイートだった。ただし、教育およびボランティアサービスに関する政治的会話は、女性と男性でほぼ均等だった。

 政治的関心の対象は年代によって変わる傾向があり、25~34歳の年齢層は財政責任、倫理、市民権に関する会話に参加する傾向、35~44歳の年齢層は貧困や税金、家族など、より家庭に密着した話題に集中する傾向、45~54歳の年齢層は、大部分が医療、地方の発展、高齢者、社会保障の話題に集中していた。特に医療に関するトピックでは、先ごろ議会を通過した医療改革法案が中流家庭にもたらすメリット、またこの改革の法的意味についての会話が主流だった。


《冨岡晶》
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