イッツコム、「デジアナ変換」を7月1日より暫定提供……アナログ視聴者をサポート | RBB TODAY
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イッツコム、「デジアナ変換」を7月1日より暫定提供……アナログ視聴者をサポート

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デジアナ変換の概要
  • デジアナ変換の概要
  • 総務省による説明
 イッツ・コミュニケーションズ(イッツコム)は19日、総務省から要請を受けた「デジアナ変換」による地上デジタル放送を、7月1日から提供開始することを発表した。2015年3月31日まで暫定的に提供する。
 
 「デジアナ変換」は、ケーブルテレビ事業者が受信した地上デジタル放送をアナログ方式に変換して各家庭に提供するもの。2011年7月24日以降アナログ波の送信が停止することより、地上デジタル受信環境が整備されていない家庭ではテレビを視聴できなくなるため、それを休載するための措置となる。

 デジアナ変換の視聴に際し、同社のiTSCOM TVを視聴している場合、特別な工事や操作、設定は必要ない。ただし録画機能制限、地上アナログ放送の電子番組表使用不可など、一部制限が発生する。またデータ放送、二ヶ国語ステレオ放送などデジタル放送特有のサービスは利用できない。

 ケーブルテレビ事業者は、総務省より「デジアナ変換」の暫定的な導入を要請されており、それに対応したとのこと。デジアナ変換を提供することで、視聴者の経済的負担の平準化の他、アナログ受信機の廃棄・リサイクルの平準化などの環境負荷軽減が見込まれるとしている。
《冨岡晶》
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