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「太陽光発電パネル」+「可搬式リチウムイオン蓄電システム」の電源装置……大和ハウス工業が発表

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可搬式リチウムイオン蓄電システムと、太陽光発電パネルを組み合わせた「SOLAR STORAGE」
  • 可搬式リチウムイオン蓄電システムと、太陽光発電パネルを組み合わせた「SOLAR STORAGE」
  • 大和ハウス工業
 大和ハウス工業は31日、可搬式リチウムイオン蓄電システム「パワーイレ」と、太陽光発電パネル(520W)(可搬式もしくは固定式)を組み合わせた電源装置「SOLAR STORAGE」(ソーラーストレージ)の販売を、4月1日より開始すると発表した。販売価格は252万円(税込)。

 パワーイレは平時の商用電力(AC:交流)だけでなく、日中太陽光パネルで創出した電力(DC:直流)も蓄えることができるため、停電時のバックアップ電源としても利用できる。また音声と液晶画像で揺れが到達する前に、地震を知らせる緊急地震速報機能が搭載されている。パワーイレの運転状況は、集中管理センターにおいて、24時間遠隔監視されているという。

 太陽光発電システムは、シャープ製の産業用太陽光発電システムを架台に載せて移動できる可搬式タイプと、屋外に常設する固定式タイプがある。太陽電池モジュールには、モジュール変換効率16.3%の単結晶モジュールを採用。可搬式タイプの傾斜角度は30度、固定式タイプの傾斜角度は20度と30度から選択できる。

 充電時間は約5~6時間が目安だという。稼働時間は自立型運転の場合は、システムを安定して稼働させるため、通常の使用可能容量を約1.1kWhに制限している。これは照明(45W)3灯、携帯電話の充電10台分、ノートPC3台を約3時間利用する分に相当する。パワーイレ単品を商用電力のみで充電して利用する場合は、約1.8kWh分の利用が可能で、照明(45W)3灯、携帯電話の充電10台分、ノートPC3台を約5時間利用する分に相当する。

 パワーイレの本体サイズは幅320mm×奥行550mm×高さ702mm、重さ約62kg。蓄電池容量は最大2kWhとなっている。太陽電池は、可搬式タイプの重さが41kg(太陽電池モジュール搭載時)。モジュールは、幅1,626mm×奥行980mmが2枚となっている。
《RBB TODAY》
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