iPad 2をさわった! 実機のファーストインプレッション | RBB TODAY

iPad 2をさわった! 実機のファーストインプレッション

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iPad 2に新搭載のカメラで動画撮影(背面カメラ使用)
  • iPad 2に新搭載のカメラで動画撮影(背面カメラ使用)
  • スリム化を図ったiPad 2
  • 米国の「iPad 2」プレスイベントに登場したスティーブ・ジョブズ氏
  • iPadの2010年の実績を紹介するジョブズ氏
  • iPad 2のスペックアップを紹介するジョブズ氏
  • ジョブズ氏の「2011年はiPad 2の年」の言葉とともにイベント会場に映し出された文字
  • 液晶側の前面のカメラ部分
  • 背面のカメラ部分
 アップル・ジャパンは3日、都内で新製品「iPad 2」のプレスイベントを開催。先行して開催された米国でのプレスイベントの様子の衛星録画上映と、実機の展示が行なわれた。

 米国のイベントでは、まず、長期療養中であったスティーブ・ジョブズ氏(アップルCEO)が登場した。長らく公の場へ姿を現わしていなかったこともあり、会場からは拍手・喝采。そんな雰囲気に応えるかのように、ジョブズ氏も「(今回の発表会は)欠席するわけにはいかなった」とあいさつし、会場をわかせた。

 さらに会場が盛り上がりを見せたのは、ジョブズ氏がタブレット市場の流れについて述べたときのこと。4月から12月までのわずか9ヵ月で1,500万台以上を販売し、「2010年はiPadの年」だったと強調する一方、iPadを真似るかのように競合他社からもタブレットが次々と出され、「2011年はコピーキャット(真似)の年か?(2011:Years of the copycats?)」とコメントしたのだ。

 まるで競合他社を皮肉るかのような発言だが、その裏には、iPadを上回るiPad 2に対する自信がうかがえる。実際、iPad 2はiPadと同じ9.7型サイズと最長約10時間のバッテリ駆動時間を継承しつつスペックアップ。A5チップ(1GHz)採用のデュアルコアプロセッサーは、従来のA4チップと比較し、処理能力が最大2倍、グラフィックス性能が最大9倍にまで向上した。

 また、奥行き8.8mmとし、iPhone 4の9.9mmよりも薄いボディを実現。同時に最大15%の軽量化も行ない、重さは601gとした(Wi-Fiモデル)。さらに大きな特長として、前面/背面にそれぞれ1基ずつ計2基のカメラを搭載。720pのHD動画撮影とビデオ通話機能「FaceTime」を楽しめる。

 App StoreiTunesなどを通じて多くのアプリやソフトをダウンロードできるのもiPadの魅力。機能が追加されたiPad 2ではその楽しみも広がる。ジョブズ氏が同イベントの締めくくりに発した言葉は「2011年はiPad 2の年(2011:Years of iPad 2)」であった。

■非常に薄くて軽いiPad 2、マルチタッチのレスポンスもサクサク

 上映終了後に実機展示室へ案内されると、発表されたばかりのiPad 2がズラリと並べられている。発売日は米国が11日、日本では25日を予定しているが、それに先駆けiPad 2を体感してみた。

 まず驚いたのは、iPadよりもひと回り小さく感じたこと。幅と高さはともに同じだが、ぐっと薄くなっただけで意外なほどコンパクトに感じられる。そんな見た目に影響されたのか、持ってみると、「最大15%の軽量化」という数値以上に軽い感触があり、iPadで二の足を踏んだ人でも「ここまで軽ければ持ち歩いて使ってみよう」という気持ちにさせられる。

 新たに搭載されたカメラをさっそくチェック。iPhone/iPod touch/Macに搭載されているビデオ通話機能「FaceTime」をiPad 2で試してみると、iPhoneやiPod touchより画面が大きい分だけ臨場感があり、持って移動しながら通話できるたり、HDビデオ撮影が行なえたりする点ではMacよりも楽しめそうだ。

 また、画面のタッチした部分に露出が合わせられるなどの撮影しやすい機能も搭載。自画撮りで顔の部分が照明の加減で暗く陰に写っていたが、顔の部分を画面でタッチすると明るく表情が映し出された。

 映し出される映像をユニークに表示する内蔵アプリの「Photo Booth」は楽しさいっぱい。指で触れた部分がゆがんだり渦を巻いたり、サーモグラフィで表示することも可能。今回のイベントではiPad 2でも利用できる新たな2つのアプリケーションも紹介されたが、そのうちの1つとなる「iMovie for iPad」は、映像の編集をはじめYouTubeへのアップロードも直感的なタッチ操作で簡単に行なえるもの。これらはカメラを新搭載したiPad 2ならではの楽しみと言えるが、サクサクと操作できる点もスペックアップが図られた強みとなる。

 さらに目を引いたのは、iPad 2のために開発された「Smart Cover」。未使用時に液晶画面を汚れや傷から守るものだが、全体を四つ折りすることができ、パタパタとコンパクトに折り込むとiPad 2用のスタンドに様変わり。折り方しだいで角度を鋭角にも鈍角にも調整できるため、ソフトキーボードを使って入力する際や、たてかけるようにして映画を観る際など役に立ちそうだ。

 マグネットによる着脱式で、「Smart Cover」のマグネット部分をiPad 2の装着部分に近づけるだけでカチッとくっつく。カバーで画面を覆うと自動でスリープモードとなり、逆にカバーを開けるとスリープモードから復帰。材質はポリウレタン製とレザー製の2種類を用意し、各5色で計10種類のカラーバリエーションをラインアップ。別売オプションだが、使い勝手の良さから購入意欲がわくアクセサリーだ。
《加藤》

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