アイ・オー、超解像技術で解像感を高める23型/21.5型フルHD液晶ディスプレイ

IT・デジタル周辺機器

2011年2月10日（木） 11時15分

　アイ・オー・データ機器は、低解像度映像の解像感を高める超解像技術搭載の液晶ディスプレイ2製品を発表。2月下旬から発売する。価格はオープンで、同社直販サイト価格は、23型「LCD-MF232XSBR」が26,800円、21.5型「LCD-MF223XSBR」が22,800円。

　両製品は、解像度1,920×1,080ピクセルのフルHD対応でダイナミックコントラスト比が30,000：1（通常1,000：1）の液晶ディスプレイ（非光沢タイプのノングレアパネル採用）。2月に発売された27型「LCD-MF271XSBR」と同様、超解像技術を搭載した。

　超解像技術では、低解像度の映像をフルHD画面に映し出す際に発生しやすいボケを抑制し、解像感が向上。映画やドラマなどの映像は弱めに、細部もハッキリと表示させたいスポーツ映像などは強めにといった形で、好みやコンテンツにあわせて解像感は10段階に調整できる。

　また、「1枚超解像技術」を取り入れた美解像チップを採用し、画面全体が白っぽくなるのを抑え自然な色合いを保つシュート抑制機能や、モスキートノイズの抑制機能を備えた。

　両製品の共通仕様として、応答速度は5ms（オーバードライブON時は2ms）。インターフェースはHDMI/ミニD-sub15ピン/DVI-D/3.5mmステレオミニなど。1.5W×2のステレオスピーカーを内蔵。付属品はアナログ接続ケーブル/デジタル接続ケーブル/オーディオケーブル/ACケーブル（いずれのケーブルも長さ1.8m）など。

　23型「LCD-MF232XSBR」は、視野角が上下/左右各160度、輝度が300cd/m2。スタンドを含む本体サイズが幅546×高さ409×奥行き174mm、重さが約5.1kg。

　21.5型「LCD-MF223XSBR」は、視野角が上下160度/左右170度、輝度が250cd/m2。スタンドを含む本体サイズが幅512×高さ363×奥行き164mm、重さが約4.4kg。

《加藤》