人気アプリ、iPhoneは「ゲーム」Xperiaは「ニュース」…ドコモ.com、スマートフォン利用実態を調査

エンタープライズモバイルBIZ

2010年12月1日（水） 17時00分

　NTTドコモ100％子会社のドコモ・ドットコムは12月1日、「スマートフォン利用実態調査」の結果を公表した。この調査では、同じ端末でもiPhoneとXperiaのユーザーでは異なるイメージを持っていることが判明したという。

　20～59歳の「Xperia」「iPhone3G」「iPhone3GS」「iPhone4」いずれかの端末を利用しているユーザーを対象としたもので、有効回答者数は2,450サンプル。まず、Xperiaは「ビジネスっぽい」イメージが強いのに対して、iPhoneはそのイメージがあまりないとのこと。また、iPhoneには「先進的である」「今っぽい感じがする」「メジャー感がある」というイメージを抱いている人が、両ユーザともに多かった。グラフを見ると、Xperiaユーザは、iPhoneユーザが思っている以上にiPhoneを「メジャー感がある」「カジュアルである」と評価していることが分かる。

　また各機種で人気のあるアプリのジャンルについて聞いてみたところ、Xperiaは「ニュース」「天気」「ツール」など、どちらかというとビジネスシーンでの利用が想定されるアプリの利用が高く出ているのに対して、iPhoneは「ゲーム」の人気が非常に高く、プライベートで楽しむために利用する人が多かった。ただしiPhoneでも、40～50代の男性では「天気」「ニュース」「ビジネス」の利用が高く、女性に関しては、両機種とも「グルメ/レシピ」「健康/医学/ダイエット」のポイントが高かった。

《冨岡晶》