NTTドコモは10日、ポスターなどに貼り付けたICタグにおサイフケータイをかざして情報を読み取ることができるアプリケーション「iCタグリーダー」を発表した。2010～2011冬春モデルの発売にあわせて提供を開始する。 「iCタグリーダー」とは、ICタグ（NFC Type3Tagフォーマットに準拠）に書き込まれたURLなどの情報を、おサイフケータイのリーダー／ライター機能を使って読み取ることができるアプリケーション。おサイフケータイをかざすだけで簡単に情報を読み取ることができるため、QRコードと異なりカメラを向ける必要はなく、タッチだけで読み取り可能。暗い場所や日差しが強い場所でも利用でき、読み取った情報からメール機能などを起動して利用できる。サービス提供事業者は、携帯電話で読み取り可能となることで、さまざまな形状での提供が可能なICタグを利用して、従来にはない新たな利用シーン拡大が見込める。 「iCタグリーダー」は、今後順次発売される2010～2011冬春モデルの、おサイフケータイ搭載のiモード機16機種にプリインストールされる予定。また、FOMA 903iシリーズ、703iシリーズ以降のおサイフケータイに対しても、11月15日9時より専用サイトからダウンロードすることが可能となる。利用料金はいずれも無料。
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