ウィルコム、更生計画案を東京地裁に提出……代表取締役にソフトバンク宮内氏 | RBB TODAY

ウィルコム、更生計画案を東京地裁に提出……代表取締役にソフトバンク宮内氏

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 ウィルコムは14日、更生計画案を東京地方裁判所へ提出した。PHS事業とXGP事業を切り離し、XGP事業関連については「Wireless City Planning株式会社」に承継する。

 ウィルコムは、現在の発行済株式および新株予約権の全部を無償取得・消却するとともに、アドバンテッジパートナーズ有限責任事業組合(AP)がサービスを提供するAPW投資事業有限責任組合(APW)に普通株式30万株を発行。そのうえで、ソフトバンクが当該全株式の譲渡を受ける。これによりウィルコムは、ソフトバンクの完全子会社となる。

 そしてソフトバンクおよびその関係会社との業務提携等を通して最大化された事業収益等を原資として、更生債権等に対して原則として6年間の均等分割弁済を実施するとのこと。更生計画案提出時点における確定した更生担保権の金額は約175億円。更生債権の金額は約1671億円。更生債権については、原則として、確定した債権額のうち1000万円を超える部分の13.354%に相当する金額(確定更生債権額のうち、1000万円以下の部分は100%弁済)を6年間の均等分割で弁済する(合計額は約235億円)。

 またあらたに宮内 謙氏(管財人・ソフトバンク取締役 兼 ソフトバンクモバイル代表取締役副社長)、宮川 潤一氏(管財人代理・ソフトバンクモバイル取締役専務執行役員 兼CTO技術統括)、田中 錬氏(管財人代理・ソフトバンクモバイル執行役員 財務統括 経営企画本部長)が就任。宮内氏がウィルコムの代表取締役となる。

 会社分割については、更生計画認可決定日以降に、吸収分割会社をウィルコムとし、吸収分割承継会社を「Wireless City Planning株式会社」(ソフトバンク、およびAPがサービス提供するファンド等が出資予定の会社)として、(1)XGP事業、(2)PHS事業およびXGP事業に供されている電柱等の資産、(3)PHS基地局等およびXGP基地局等に係るロケーションの賃貸借契約等の借主の地位等を承継させる予定。
《冨岡晶》

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