グリーは10日、ソーシャル・ネットワーキング・サービス（SNS）「GREE」と外部webサービスを連携させる新機能「Social Feedback」の提供を開始した。ソーシャルフィードバック機能をオープン化するものとなる。 「Social Feedback」は、外部のWebサービス上に設置されたボタンを1クリックするだけで、「GREE」のタイムラインにそのニュースや日記の情報を投稿し、友だちと共有可能とするサービス。いわゆる「いいね！ボタン」「気になるボタン」「オススメボタン」「シェアボタン」といったSocial FeedbackをWebサービスに設置することができる。Social Feedbackが導入されたポータルサイトやブログでは、訪れたユーザーは、興味を持った情報やおすすめの情報を、ワンクリックでGREEに投稿することが可能になる。 外部Webサービスに設置されたSocial Feedbackをユーザーがクリックすると、ポップアップウィンドウが表示、またはGREE内ページに遷移し、フォームが表示される。ユーザーがフォームにコメントを入力し送信すると、設置されたページの情報とコメントがGREEに送信され、情報の投稿が行われる。 Social Feedbackは、GREE Connectの規定する仕様に従ってWebサービス内にHTML要素を記述することで、簡単に設置可能。設置したいページに関する情報をHTMLヘッダのmeta要素に記述し、設置したい箇所にiframe（PCやスマートフォン版サイト）またはa要素（携帯電話版サイト）を記述することで機能が提供される。 グリーは、同日よりGREEデベロッパーセンター上で「Social Feedback」の仕様を公開。この仕様に沿って利用すれば、法人・個人を問わず、導入することが可能となっている。Social Feedbackが設置済みもしくは設置予定の外部Webサービスとしては、YouTube（グーグル）、じゃらんnet、ホットペッパーFooMoo（リクルート）、ニコニコ動画（ドワンゴ）、MSNエンタメ、MSN自動車（マイクロソフト）、価格.com（カカクコム）、ぐるなび（ぐるなび）、コミックプラス（講談社）などとなっている。
