裸眼3Dテレビにも言及、ソニーが描く3D戦略の未来図 | RBB TODAY

裸眼3Dテレビにも言及、ソニーが描く3D戦略の未来図

IT・デジタル レコーダー

ソニーのBlu-ray 3D対応レコーダー/3D対応ブラビアの発表会より
  • ソニーのBlu-ray 3D対応レコーダー/3D対応ブラビアの発表会より
  • ソニーの石田佳久氏
  • ソニーマーケティングの平間陽一郎氏
  • Blu-rayディスクレコーダーは3段階の展開
  • 今回の「ブラビア」ではオールインワンならではの手軽さを強調
  • Blu-rayディスクレコーダーのコンセプトも「手軽さ」が肝
  • スマートフォンからの録画予約にも対応
  • 発表会より
 ソニーは26日、Blu-ray 3D対応のBlu-rayディスクレコーダー、3D対応でBD/HDD搭載の液晶テレビ「ブラビア」を発表。都内で発表会と内覧会を実施した。

 BDレコーダーの6機種はハイエンド、ダブルチューナー、シングルチューナーの3展開で、予想実売価格は90,000円前後~270,000円前後と幅を持たせた。いずれもBlu-ray 3Dと、大容量Blu-ray規格の「BDXL」に対応し、Blu-ray普及の第二段階をにらんだ高性能モデルとなっている。9月25日から順次発売される。

 「ブラビア」の5機種は、すべてBlu-rayディスクドライブ(BDXL対応)/HDD(500GB)を搭載したオールインワンモデルで、録画機能を強化。上位の「HX80Rシリーズ」が3D対応でLEDバックライト、下位の「EX30Rシリーズ」が2DモデルでCCFLバックライトとなる。ただし、「HX80Rシリーズ」の3D視聴には別途、3Dメガネと3Dトランスミッターを購入する必要がある。予想実売価格は「HX80Rシリーズ」が300,000円前後~440,000円前後、「EX30Rシリーズ」が145,000円前後~150,000円前後。こちらは年末商戦をにらみ、11月30日からの順次発売となる。

 発表会では、ソニーから業務執行役員 SVPホームエンタテインメント事業本部長の石田佳久氏、ソニーマーケティングからコンスーマーAVマーケティング部門ホームエンタテインメントプロダクトマーケティング部統括部長の平間陽一郎氏が登壇。石田氏は「6月に発売を開始した3Dブラビアは好調。映画や音楽作品、ネットワーク配信などコンテンツも充実させていく予定で、今後も3Dエンターテイメントの拡充に取り組んでいきたい」と抱負を述べた。

 続く平間氏は、新製品の特長について説明。まずは「より大きなBlu-ray市場の拡大と3Dの普及」を掲げ、3D/BDXL対応、マルチタスク(録画中の同時作業)強化などの高性能ポイントをアピール。一方で、録画機能には高速起動や操作のしやすさといった簡便さも欠かせない要素とし、DVDレコーダーからの買い替えユーザーなどにも訴求していきたいと語った。

■質疑応答で「メガネ要らず」の3Dテレビに言及

 その後の質疑応答では、同社の3Dテレビの状況について質問が飛んだ。現状での3Dテレビの販売状況は「想定内」としながらも、米国では想定したほど伸びていないという。一方で英国やアジアの一部、日本では好調とのことで、国内は年末に向けてさらに伸びていくのではないか、との展望を語った。

 「東芝が裸眼3Dテレビを発売するとの報道があった。裸眼で観る3Dテレビについてはどう考えているのか」との質問には、「社内で開発や研究を進めている最中。ただし、具体的な商品化のタイミングは見えていない。技術的な要素がすべてそろえば、メガネをかけるよりも手軽に観ることができる。恐らく最終的には裸眼に変わっていくだろう。技術的、価格的な要素なども精査しながら導入の時期を図りたい」とコメントした。

 内覧会では、映画、音楽ビデオ、ゲームといった豊富なコンテンツの視聴スペースを設け、ハードだけではなく、ソフト/コンテンツを包括するソニーグループならではの強みを訴求。エッジ型LEDを用いた「HX80Rシリーズ」は、オールインワンモデルとはいえ薄型のスタイリッシュなデザインに仕上げており、展示されていた壁寄せスタイルなどもしっくりとくる。

 また、今回のレコーダーには、約0.5秒での「瞬間起動モード」が搭載されるが、実際に体験してみると、その瞬速ぶりに驚く。標準の起動でも最速で約6秒程度とのことで、まさに「録りたい番組を逃さない」という配慮がなされていると感じられた。3D/BDXL対応、マルチタスクなどの高性能と並び、こうした使い勝手の向上もユーザーにとっては重要なポイントかもしれない。

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《小口》

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