NEC、機密情報保護ソフトウェア「InfoCage FileShell」を新たに製品化 | RBB TODAY
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NEC、機密情報保護ソフトウェア「InfoCage FileShell」を新たに製品化

エンタープライズ セキュリティ
「InfoCage FileShell」運用イメージ
  • 「InfoCage FileShell」運用イメージ
 日本電気(NEC)は15日、セキュリティ対策ソフトウェア「InfoCage」シリーズにおいて、機密情報保護ソフトウェア「InfoCage FileShell(インフォケイジ ファイルシェル)」を新たに製品化し、販売を開始した。

 「InfoCage FileShell」は、組織の内外を問わず、権限のある特定の利用者のみファイル操作を可能とするファイル保護ソフトウェア。文書やコンテンツ等ファイルの閲覧・編集・印刷を行う際、認証サーバに本人認証を行いアクセス権のチェックを行うことで、意図しない利用者による不正利用を防止する。

 また、NECのファイル制御技術とマイクロソフトの暗号化・認証技術であるRMS(RMS:Rights Management Service)を融合。これにより特定のアプリケーションに依存することなく、さまざまなデータ形式のファイルに対して、利用者が属する組織やグループに設定された保護ルールの適用が可能となっている。具体的にはMicrosoft Office製品に加え、PDFデータやCADデータなどにも対応している。

 さらに、文書管理システムから取り出されたファイルへのアクセス権の自動継承、作成したファイルに対する保護ルールの自動適用など、利用者自身がセキュリティ保護操作を施すことなくシステム側で自動的に実施。これにより、ファイル作成者が煩雑な作業をすることなく、セキュリティ保護を漏れなく実行する。ファイルの保護ルール、アクセス権、動作状態は、「InfoCage FileShell」がインストールされたサーバ側で一元的に管理可能。

 価格は420万円(100ユーザー~)で7月30日より出荷開始。NECは、新製品について、国内市場で今後3年間で100システムの販売を目指す。また、さらに、英語版・中国語版のラインナップを拡充し、グローバル展開も進めたいとしている。なお今回の発表は、昨年7月2日に発表された「マイクロソフトとNECとのソリューション事業での協業拡大」に基づくものとのこと。
《冨岡晶》
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