ぷらっとホーム、クラウド技術応用のスケールアウト型ストレージ「CloudStation dSS」発表 | RBB TODAY
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ぷらっとホーム、クラウド技術応用のスケールアウト型ストレージ「CloudStation dSS」発表

エンタープライズ ハードウェア
CloudStation dSS
  • CloudStation dSS
  • マスターノードが存在しないことで、単一障害点を排除
  • 仕様と価格(標準構成時)
 ぷらっとホームは27日、スケールアウト型ストレージ「CloudStation dSS」(クラウドステーションディーエスエス)の販売を開始した。

 CloudStation dSSは、クラウド技術における分散ストレージ方式を採用した、スケールアウト型のストレージシステム。大規模グリッド計算に用いられる分散処理技術を応用したストレージエンジン「dSS engine」(distributed Storage System)を組み込んだことで、複数のノードを組み合わせたスケールアウト型(=容量とパフォーマンスとを同時に拡張できる)の高信頼ストレージを実現。従来のスタンドアロン型のストレージでは対応しきれなかった、アーカイビングやWebアプリケーションといった用途における、大幅な容量増加などに対応可能となっているとのこと。

 ネットワークに接続されたCloudStation dSSは、自動的にクラスタへの参加、ストレージ領域の拡張、データ配置などを実行。ストレージ容量やネットワーク幅が異なる仕様の装置を混在させたクラスタ構築も可能とのこと。その他Webブラウザからのクラスタ監視、エラーログ作成、クラスタ動作モード変更なども制御可能。なお、システム間の接続にはGbEまたは10GbE(オプション)を採用。フロントとの接続共有化が可能となっている。

 容量は28TB(1ノードあたり、RAID6時、システム領域含、2TB HDD×16)で、最大構成時1PB(36ノード)/最小構成時56TB(2ノード)。メインメモリは4GB(最大24GB)。価格は初期構成で4,580,000円/2ノード(最小構成時、1年間センドバック保証含、税込)、追加ノードが1,980,000円/1ノード(標準構成時、1年間センドバック保証含、税込)となる。
《冨岡晶》
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