毎日新聞社と内田洋行、教育用コンテンツ配信サービスで協力 | RBB TODAY
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毎日新聞社と内田洋行、教育用コンテンツ配信サービスで協力

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「EduMall」トップ画面
  • 「EduMall」トップ画面
  • 「毎日小学生新聞」1面
 内田洋行は27日、インターネット上の学校向け教育用コンテンツ配信サービス「EduMall(エデュモール)」にて、毎日新聞社が発行する「毎日小学生新聞」を無償配信することを発表した。28日より開始する。

 学校現場では、2009年度の補正予算執行において、地上デジタルテレビ約30万台、電子黒板約3~4万台、校務用PCが教員一人一台に整備されるなど、教育のICT化が急速に進んでいる。ICTのハード環境が整備された今、それらを授業でどのように有効活用していくかが現場の課題となっているという。また、2011年度より実施される新学習指導要領の小学校国語では、「読むこと」の言語活動例として「編集の仕方や記事の書き方に注意して新聞を読むこと」があげられており、学習において新聞を活用することが予定されている。

 両社はこのような背景から、新学習指導要領の移行期間である2010年度より、毎日新聞社の小学生用新聞コンテンツ「毎日小学生新聞」の1面を電子化し、それを内田洋行の教育用コンテンツ配信サービス「EduMall」にて、全国の教育委員会、小学校に配信するとのこと。第一弾として毎日新聞社は、学校で慣れ親しまれてきた「毎日小学生新聞」を提供する。

 「毎日小学生新聞』は、1936年(昭和11年)に創刊され、小学生向けの新聞としては国内でもっとも長い歴史を持っている。時事ニュースや環境をテーマにしたコラムなどがタブロイド版8ページ(月~金版)、もしくは12ページ(日曜版)にわたり掲載されている。

 一方「EduMall」は、2003年度に総務省が中心となって実施したコンテンツ配信実証実験「EduMart(エデュマート)」を継承して、2005年に内田洋行が事業として開始した学校向け教育用コンテンツ配信サービス。インターネットを通じ、全国の学校を対象に教育用コンテンツを年間使用料の形式で配信する。現在小中学校中心に約2600校が利用中。
《冨岡晶》
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