NEC、クラウド時代に対応した総合セキュリティソリューション「SecureSociety」発表 | RBB TODAY

NEC、クラウド時代に対応した総合セキュリティソリューション「SecureSociety」発表

エンタープライズ セキュリティ

 日本電気(NEC)は21日、クラウドコンピューティング時代に対応した総合セキュリティソリューション「SecureSociety(セキュア・ソサイティー)シリーズ」を製品化し、販売を開始した。

 「SecureSociety」シリーズは、NECグループ約14万人規模の社内システムの構築や運用経験を基に体系化した製品。IT領域だけでなく、ネットワーク領域、および入退場管理などフィジカル領域まで企業全体のセキュリティを統合的に管理可能となっている。セキュリティに関するシステムの要件定義から開発、および構築までトータルに支援するもので、「統合管理」「PC管理」「サーバ管理」、および「ネットワークセキュリティ」などから構成され、各領域ごとに最適なソリューションを整備した。ユーザはこれらを適切に組み合わせることにより、PC、サーバ、FAXやコピー機、さらには、各種ネットワーク機器など情報の出入り口を押さえた総合的なセキュリティ対策を実現できるという。

 とくに、企業がクラウドサービスを安全に利用できるように、「統合ID管理システム構築ソリューション」「セキュア情報流通ソリューション」をあらたに製品化したとのこと。「統合ID管理システム」では、クラウドサービス利用時に、事前に企業内でユーザー認証を一度完了しておけば、企業内だけでなく、外部のクラウドサービスも簡単に安心して利用できる。SAML2.0に対応した統合ID・アクセス管理ソフトウェア「WebSAM SECUREMASTER」を利用し、クラウドサービスのユーザー管理・認証を企業内から一元管理可能。価格は、1,000万円から。「セキュア情報流通ソリューション」はNECグループの情報漏えい対策システムの構築・運用ノウハウを基に製品化。文書ファイルやコンテンツの閲覧、編集、印刷などの操作を行う際に、認証サーバに本人確認を行い、アクセス権のチェックを行う。価格(税別)は、800万円から。

 今回の製品化にあわせてNECでは、拡販体制についても、NECグループ内のセキュリティに関する販売支援要員計50名からなる専任部門「SecureSociety営業/事業推進グループを新設し、顧客ニーズに的確に対応した提案をワンストップで提供するとしている。同シリーズはセキュリティ運用管理に課題を持つ官公庁、大手・中堅企業、データセンター事業者などを主なターゲットとして拡販し、今後3年間で600億円の売上を目指す。なお、本ソリューションは2010年5月12日~14日に東京ビックサイト(東京都江東区)で開催される「第1回 クラウドコンピューティングEXPO」のNECグループブースに出展される予定。
《冨岡晶》

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