2009年上半期の警察統計によると、保護者と行動を共にすることの多い未就学児童にくらべ、1人で外出する機会の多い小学生の略取誘拐・人身売買の被害件数は2倍以上となっており、また交通事故による死亡や負傷者数についても小学校低学年から急増しているという。特に、新小学1年生をもつ保護者の心配は尽きないだろう。 セコムは、新入学シーズンに向け、新小学1年生を対象とした親子で学べる「セコム新入学防犯チェックシート」を2月1日よりホームページにて公開している。新小学1年生を持つ家庭が最低限知っておくべき必要な項目として、「防犯ブザーを用意した」「子どもの通学路を一緒に歩いてみた」「子どもが出かけるときは行き先を確認している」など15項目をあげ、各々について解説している。 ところで、14項目の「いかのおすし」とは何だろうか? 解説によると、防犯の基本となる重要なキーワードを簡単に記憶できる言葉で、「いか=知らない人にはついて【いか】ない」「お=【お】お声を上げる」「の=他人のクルマには【の】らない」「す=【す】ぐ逃げる」からなる、警視庁による標語という。