海外ホテルのクチコミ・予約サイトのアップルワールド.comが、年末年始旅行に関するアンケート意識調査を実施。約7割が年末年始に1泊以上の旅行を計画しており、前年比で10ポイント以上増えた。 アンケート結果によれば、今年の年末年始に1泊以上の旅行を計画している人は69.4％（計画があり予約もしている35.14％、計画があるが予約はまだ34.23％）。昨年同時期の調査に比べ12ポイント上回っている。ただ行き先は、国内での帰省が46.7％ (昨年同期より10ポイント増)と半数近くを占め、短い連休や景気低迷で、より生活や暮らしに密着した旅行が増えているようだ。帰省以外の国内旅行は19.8％から4.0％まで減っており、ヨーロッパも減っている。そのぶん帰省とグアム・サイパン（2.4％から17.3％へ）、ハワイ（3.8％から9.3％へ）への旅行増が目立っている。 旅行に出かけないもしくは決めかねている人にもその理由を聞いたところ、「ボーナスなど所得の減少」を挙げる人が11.4％と昨年に比べ5ポイントも増加。大手企業の冬のボーナスが過去最大の減少率とされる景気低迷の影響を色濃く表している。「旅行代金や燃油サーチャージの値上げ」は昨年に比べ減ったとはいえ依然として17.1％に上る一方、「新型インフルエンザが不安だから」という理由は2.9％にとどまった。
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