オリンパス、マイクロフォーサーズ規格第2弾の「OLYMPUS PEN E-P2」を発表 | RBB TODAY
※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

オリンパス、マイクロフォーサーズ規格第2弾の「OLYMPUS PEN E-P2」を発表

IT・デジタル デジカメ
標準ズーム使用の「OLYMPUS PEN E-P2レンズキット」(ブラック)
  • 標準ズーム使用の「OLYMPUS PEN E-P2レンズキット」(ブラック)
  • 標準ズーム使用の「OLYMPUS PEN E-P2レンズキット」(シルバー)
  • パンケーキレンズ使用の「OLYMPUS PEN E-P2パンケーキキット」(ブラック)
  • パンケーキレンズ使用の「OLYMPUS PEN E-P2パンケーキキット」(シルバー)
  • 「ライブファインダー VF-2」装着時
  • 本体背面の液晶
  • 画像効果の箱庭のような「ジオラマ」
  • 画像効果の深みのある色が表現可能な「クロスプロセス」
 オリンパスイメージングは12日、同社の「OLYMPUS PEN E-P1」に続くマイクロフォーサーズ規格の小型デジタル一眼レフカメラ「OLYMPUS PEN E-P2」を発表。12月上旬から発売する。ボディ本体、標準ズームレンズキット、パンケーキレンズキットをそろえた。価格はオープン。

 同製品は、E-P1の上位機種となる位置づけのモデル。カラーバリエーションにはシルバーに加え、ブラックを新たに設けた。ボディはE-P1同様に上部/下部にはアルミ、両サイドや背面にはステンレスを用いた金属構成で、高級感のある外装となっている。

 ボディ本体の予想実売価格は10万5,000円前後、標準ズーム使用の「OLYMPUS PEN E-P2レンズキット」(レンズは「M.ZUIKO DIGITAL ED14-42mm F3.5-5.6」)の予想実売価格は11万5,000円前後、パンケーキレンズ使用の「OLYMPUS PEN E-P2パンケーキキット」(レンズは「M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8」)の予想実売価格は12万5,000円前後。カラーはそれぞれ、シルバー/ブラックを用意する。

 レンズマウントはマイクロフォーサーズマウント、撮像素子は4/3型ハイスピード Live MOS センサー、撮像画面サイズは17.3×13mm、有効画素数は1,230万画素、液晶は3型。外部対応メディアはSD/SDHCカード。静止画保存形式はJPEG/RAW/JPEG+RAW、動画保存形式はAVI(フレームレートは30コマ/秒)。動画は最大で、1,280×720ピクセルのハイビジョン撮影が行なえる(640×480ピクセルのSD撮影も可)。音声保存形式はWAVE/PCMで、非圧縮の高音質な録音が可能。

 オプションとなるが、視野率100%、高精細な144万ピクセルを実現した新開発の「ライブファインダー VF-2」(シルバー/ブラック、31,500円)を用意。本体背面に新設されたアクセサリーポートに装着して、見たままの風景を撮影可能となった。また外付けマイクが取り付け可能なアダプター「EMA-1」も発売される。外付けマイクとのセット価格は11,235円。そのほか、HDMI端子を搭載。HDMIケーブル接続でテレビ出力した際に、テレビ側のリモコンから操作が行なえる「HDMI-コントロール」を新たに採用した。

 機能を見ていこう。まず画像効果の「アートフィルター」機能を強化し、箱庭的な画像を描写できる「ジオラマ」、ポジフィルムをネガの工程で現像した際に生じる予想外の発色をデジタルで再現可能な「クロスプロセス」を新たに追加。また、新しい仕上がりモード「i-FINISH」を搭載することで、臨場感をクリアに映し出すことが可能となった。

 E-P1にも搭載されていた直感操作で変更可能な「ライブコントロール機能」を継承。そのほか、動く被写体を自動的に追尾する「動体追尾AF」、4:3を基本とし、16:9までのワイドまで4種類のアスペクト比が選べる「マルチアスペクト機能」、撮影済みのRAWデータを液晶に表示しながら次のコマの撮影が行なえる「多重露出撮影機能」、肌をなめらかに補正する「eポートレート機能」などを装備した。再生機能にはBGM付きスライドショー「マルチMixスライドショー」なども搭載している。インターフェースはHDMI/AV/USB2.0。ボディ本体のサイズは幅120.5×高さ70×奥行き35mm、重さは約335g。

 さらに同社は同日、マイクロフォーサーズ規格に準拠したレンズの新開発状況についても発表を行なった。リリースによれば、現在開発中のレンズは超広角(35mm判換算18〜36mm、F4〜5.6)/2倍ズームの「M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6」、10.7倍高倍率ズーム(35mm判換算28〜300mm、F4〜5.6)の「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6」。前者は全長約50mm、後者はレンズ最大径が約65mmと、従来製品に比較してさらなる小型化を図ったという。価格は未定で、2010年上半期には発売される見込み。
《小口》
【注目の記事】[PR]

関連ニュース

特集

page top