「文化庁著作権課長の見解、到底理解できない」 〜 私的録画補償金問題でJEITAが声明発表
エンタープライズ
その他
-
コスパ最強の“手のひらサイズ”ミニPC「GT13 Pro 2025 Edition」「A5 2025 Edition」がGEEKOMから登場!
-
移動電話の国内出荷台数、ついに13か月連続マイナスに 〜JEITA調べ
-
JEITA、7月の日本国内PC出荷実績を発表——出荷台数合計が前年同月比97.7%まで回復
JEITAは、従来から「無料デジタル放送の録画については、著作権保護技術(ダビング10)によりコピーが一定回数にコントロールされていること、さらにはいわゆるタイムシフト(後で見るための録画)であって、権利者に大きな経済的損失を与えていないと考えられること等から私的録画補償金の対象とすべきではない」との主張を行っていた。
関係者の合意形成はいまだなされていないが、私的録画補償金管理協会(SARVH)が9月に「アナログチューナー非搭載DVD録画機器が政令の対象かどうか」を文化庁に照会したところ、即座に文化庁は「無料デジタル放送録画は対象」と回答。これについて、さらにJEITAは、その真意を9月14日に照会した。
しかし、これに対し文化庁著作権課長が9月30日付けで、再度「無料デジタル放送録画は対象」だと受け取れる回答を伝えたとしている。JEITAではこれを「突然」で「文化審議会 著作権分科会でのこれまでの議論などを無視するかのよう」だとしており、「補償金をお支払いいただく消費者の方々にとっても直接影響が及ぶ重大な事態であり、看過できるところではありません」と考え、今回の声明発表に至ったという。
すでに主婦連合会とインターネットユーザー協会(MIAU)からも、本件についての意見と要望が文化庁等に対して提出されており、いずれも文化庁の対応に、疑問と異議を唱えるものとなっている。JEITAは、「消費者の方々との連携を引き続き図りつつ、文化庁に対して誰もが理解出来るような合理的説明を求めていく」としたうえで、「現時点でのご説明では到底理解できるところではありません」と結論。「まずは著作権課長の“アナログチューナー非搭載のDVD録画機器は補償金の対象である”旨の回答については撤回していただくことが必要と考えます。その上で改めて、関係者の合意を得るための議論に積極的に参画してまいることといたします」と文章を締めくくっている。
関連リンク
関連ニュース
-
移動電話の国内出荷台数、ついに13か月連続マイナスに 〜JEITA調べ
-
JEITA、7月の日本国内PC出荷実績を発表——出荷台数合計が前年同月比97.7%まで回復
-
アイ・オー、「スカパー!HD録画」や東芝「REGZA」で録画した番組をムーブ・保存できる外付けHDDの4TBモデル
-
古めのマシンでも地デジ映像がストレスなく楽しめるPC用地デジチューナー
-
モバイルノートPCの6月国内出荷実績は前年比約50%の増加、地デジPCへの関心も高まる——JEITA調べ
-
オンキヨー、アンプとSACD対応CDプレーヤーの直販限定カラーモデル——発売前の試聴イベントも
-
カセットテープ音源をデジタル化——USBダブルカセットテープデッキ
-
バッファロー、実売約9,000円のPC用地上デジタルチューナー2モデル
-
パナソニック、大容量HDDで録画機能を強化した「ビエラ」の新モデル
-
パイオニア、「ドルビー TrueHD」や「DTS-HD マスターオーディオ」に対応のAVマルチチャンネルアンプ3製品
-
ソニー、「ブラビア」向けのホームシアターシステムとシアターサウンドシステム3モデル
-
ミニノートPC「Eee PC 1000H-X」にOffice Personal 2007搭載モデル、実売57,800円
-
オンキヨー、iPodの再生や充電に対応するオーディオコンポ——実売45,000円
-
経済悪化の影響受けた? サーバ市場も全体的に縮小傾向か 〜 JEITA調べ
-
JEITA、米「バイアメリカン規定」への強い懸念と危惧を表明 —— 電気電子業界にも影響
-
【みずほCB産業調査レポート】再編CATV事業者 ——「アクセスインフラの担い手」か「ゆで蛙」か(Vol.2)
-
ケンウッド、iPodの音楽再生や充電にも対応するCDシステム
-
ASUS、ミニノートPC「Eee PC」シリーズに10型のワイド液晶と160GBのHDD搭載モデル
-
オーディオテクニカ、DJモニター用ヘッドホンの限定生産モデル
-
思い出のレコードやカセットテープなどをPC不要でCD-R/RWへ——フルサイズコンポCDレコーダー
-
ASUS、Eee PCシリーズに新製品登場——8.9型ワイドTFTカラー液晶搭載、12GBのSSD採用