NTTと台湾ユビタス、マルチデバイスの映像配信ビジネスで提携 | RBB TODAY
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NTTと台湾ユビタス、マルチデバイスの映像配信ビジネスで提携

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ユビタス社サイト(画像)
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 日本電信電話(NTT)と台湾Ubitus, Inc.(ユビタス)は2日、戦略的ビジネスパートナーとして提携し、マルチデバイスでの映像配信ビジネスの展開に向けた協業を推進すると発表した。

 ユビタス社(2007年設立)は、FMC(Fixed Mobile Convergence)アプリケーション分野を中心としたソフトウェアプラットフォームプロバイダ。台湾の他、中国大陸、韓国に拠点を持っている。パソコン、携帯電話などのデバイスに制限されることがない、デジタルコンテンツの視聴や友人とのビデオ共有などの次世代サービスを、クラウドコンピューティングソリューションを活用して、主に通信キャリア向けに提供している。

 両社は、まずは日本において、パソコン、携帯電話、IPTVなどの複数のデバイスを跨ったあらたな映像配信市場の開拓を推進していくとしている。NTTグループのエンコードなど映像処理技術と、ユビタスのマルチデバイスでの映像配信に適した負荷分散技術を組み合わせることにより、マルチデバイスでの映像配信に求められる、負荷の大きい映像変換処理をオンデマンドで行うことができる見込みだ。今後、両社は各種委員会を設立し、あらたな付加価値のあるサービス検討にも取り組むことで、日本の映像配信市場のさらなる活性化を目指すとともに、海外市場でのビジネスの可能性も視野に入れて協業を進めていくとしている。
《冨岡晶》
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