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日本通信、WiMAXと3Gのデュアル・サービス提供へ

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 日本通信は1日、WiMAXネットワークとNTTドコモの3Gネットワークのデュアル・サービスを、年内を目途に提供開始すると発表した。

 WiMAXは次世代の高速ワイヤレス通信として、全国および地域展開を目指すWiMAX事業者が基地局設置を進めている。しかし、現時点においては、限定的なエリアでのみ使用可能となっており、利用者も限定されている状況となっている。一方、NTTドコモの3Gネットワークは、全国人口カバー率100%となっており、きわめて広域なエリアで使用可能となっている。そのため両方を利用できる“デュアル・サービス”への要望はかなり高い。

 日本通信では、技術的な課題、料金的な課題、端末の課題の3つがあるとし、それらの解決を目指し、デュアル・サービスの提供を行うとしている。具体的には、両ネットワークの切替を意識せずに利用でき、料金体系についても分かりやすいプランを用意するなどする。端末については、インテル社の強力なイニシアティブのもと、ノートPCへのWiMAX内蔵化が進んでいることから、まずはWiMAX内蔵PCに当社のUSB型3G端末を挿すこと、あるいは3G内蔵PCにUSB型WiMAX端末を挿すことで解決するとしている。またサービス開始時点では、WiMAXと3Gの両方を内蔵するPCも市場投入される見込みで、これらのPCにおいても内蔵したWiMAXと3Gを使用したデュアル・サービスを提供する予定。

 次世代高速ワイヤレス通信は、MVNOが事業戦略の中心に位置づけられており、すでに複数のMVNOがサービスを開始し、また準備をしている。日本通信はMVNOを支援するMVNEとして、WiMAXと3Gのデュアル・サービスを提供する“使命”があると認識、今回のMVNO向け、および同社顧客向けにデュアル・サービスを提供に踏み切ったとしている。
《冨岡晶》
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