日本エイサー、法人向けWiMAX標準搭載ネットブック/ノートPC発表会レポート | RBB TODAY

日本エイサー、法人向けWiMAX標準搭載ネットブック/ノートPC発表会レポート

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冒頭、挨拶を行なった日本エイサー代表取締役のボブ・セン氏
  • 冒頭、挨拶を行なった日本エイサー代表取締役のボブ・セン氏
  • 日本エイサーマーケティングコミュニケーション課マネージャーの瀬戸和信氏
  • UQコミュニケーションズ マーケティング戦略部長の坂口肇氏
  • 世界141ヵ国に普及の動きがあるWiMAX
  • インテル事業開発本部本部長の板越正彦氏
  • 参考展示された「AO531h-Bk86X」
  • 参考展示された「AS3810T」
 日本エイサーは25日、都内で発表会を開き、法人向けWiMAX搭載3モデルを発表。9月11日から順次発売する。

 発表会では、日本エイサー代表取締役社長のボブ・セン氏、同社マーケティングコミュニケーション課マネージャーの瀬戸和信氏、UQコミュニケーションズ マーケティング戦略部長の坂口肇氏、インテル事業開発本部本部長の板越正彦氏が登壇。ボブ・セン氏の挨拶に続き、ほかの3氏がそれぞれの立場からプレゼンテーションを行なった。

 日本エイサーが今回投入したのは、同社のネットブック「Aspire one」シリーズから10.1V型ワイド液晶の「AO531h-Bk86X」、8時間バッテリ駆動の薄型・軽量ノートPC「Aspire Timeline」シリーズから13.3V型ワイド液晶の「AS3810T-H22X/PH22X」、「AS3410-S22X/PS22X」。TimelineシリーズはOSの違いによりそれぞれ2つのタイプを設けている。瀬戸氏はTimelineシリーズに絞って話を展開し、まずは独自の省電力性能、高いパフォーマンス性、最新の冷却テクノロジー、コストパフォーマンスの高さをうたった。

 法人向けに特化された今回の3モデルは、ダイワボウ情報システムの協力の下に「CaravanYU」、「e-TREND」、「ioPLAZA」、「NTT-X Store」の4つのECサイトで発売され、既に予約受付を開始。特にエイサー側が注力していくのは中小企業で、瀬戸氏は「WiMAX搭載のノートPCを1つの武器として利用してほしい」と語った。なお、このタイミングで法人向けに限定した理由として、ダイワボウ情報システムが法人販売に強い点、現状ではWiMAXのサービスが首都圏近辺に限られている点を挙げた。

 コストパフォーマンスに関しては、「最高でも10万円を切る今回発表したモデルの金額ならば、(他社の製品と比較した場合)機種によっては3台、4台購入することができる」と言明。これにより同社では、ネットブック以上の液晶、スペックを備えたノートPCの分野で販売台数を増やし、けん引役になりたいとの抱負を語った。

 WiMAX サービス事業者であるUQの坂口氏は、モバイルブロードバンドの展望を説明。「いつでもどこでもあらゆるものがネットワークにつながる」をテーマに、それを実現する上でWiMAXが力強い味方になると話した。具体的には、今年度末までに全国の政令指定都市までサービスエリアを拡大、2012年度末までには全国エリアの93%ほどをカバーする予定で、可能であれば前倒しして計画を進めていきたいという。また、全世界141ヵ国においてWiMAX普及の動きがあるとし、いずれは今回のモデルのようにWiMAXが標準搭載になってほしいとの希望を述べた。

 インテルの板越氏は、モバイルインターネットの重要性について講演。それによれば、ノートPCに限らず、携帯端末、車載向け組み込み端末などの新分野における展開も目論んでいるという。その上で、AS3810Tに搭載された超低電圧版CPUとWiMAX/Wi-Fi Link 5150の組み合わせが、モバイルインターネットに最適化されたものであることを強調した。

 

 講演終了後は、後方に設けられた展示スペースでWiMAX搭載モデルを体感。残念ながら13.3V型の2モデルは搭載が間に合わなかったものの、ネットブックのAO531h-Bk86Xを触った感想としてやはり体感は速く、ファイルのダウンロードテストでそれは顕著に感じられた。なお、エイサーのスタッフに確認したところ、今のところコンシューマー向けの展開は未定とのことだ。
《小口》

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