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KDDI、法人向けに「スマートフォンリモートデータ削除サービス」を試験提供開始

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「スマートフォンリモートデータ削除サービス」利用イメージ
  • 「スマートフォンリモートデータ削除サービス」利用イメージ
 KDDIは21日、法人向けのセキュリティサービス「スマートフォンリモートデータ削除サービス」を発表した。「E30HT」を法人契約している企業を対象に、7月31日より2009年12月31日までの期間、試験提供を行う。

 「スマートフォンリモートデータ削除サービス」は、あらかじめユーザー登録されたスマートフォンが紛失・盗難にあった場合、管理者側のパソコンからインターネットを経由して、端末内の情報を削除したり、端末操作をロックしたり、利用可能な機能を制限できるサービス。microSDカードを装着している場合は、オプションでmicroSDカード内のデータを消去対象とできる。また動作結果は管理者側のパソコンで確認可能。さらに、スマートフォンに搭載された機能の利用可否に関する設定内容を、パソコンから遠隔操作で監視できる。あらかじめ指定した制限内容と、実際に使われている端末の制限内容が異なっている場合、自動的に指定の制限内容へ変更する。

 KDDIでは、2005年12月よりau携帯電話向けの法人用セキュリティサービスとして、遠隔操作で電話機内のアドレス帳などのデータを削除できる「ビジネス便利パック」を提供中。スマートフォン向けに同様の試験サービスを提供することで、法人顧客ニーズに対応したいとしている。同社では今回、商用利用開始に向けてサービスを無料で試験提供し、顧客ニーズをサービス改善に反映させていくとしている。

 利用には、あらかじめ、申込書にて申し込みを行い、ユーザ自身がパソコンから管理サイトにアクセスし、利用するスマートフォンの電話番号を登録する。登録後、ユーザー登録時に指定したメールアドレスへ送られてくるメールに従って、端末ごとに専用アプリケーションをダウンロードし、アプリケーションのインストールと設定を行う。利用料金は無料。
《冨岡晶》
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