感動作「愛を読むひと」特別試写会で杉崎美香がチェーホフを朗読 | RBB TODAY
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感動作「愛を読むひと」特別試写会で杉崎美香がチェーホフを朗読

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チェーホフを朗読する杉崎美香
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  • 映画「愛を読むひと」の1シーン
 ケイト・ウィンスレット主演で6月19日より全国ロードショー公開される感動作「愛を読むひと」の朗読付特別試写会が6月4日、東京・有楽町朝日ホールで開催された。

 「愛を読むひと」朗読付き特別試写会では、フジテレビ「めざにゅ〜」キャスターでフリーアナウンサーの杉崎美香が登場。映画本編で朗読される「犬を連れた奥さん」(チェーホフ作)の朗読イベントが開催された。イベントでは「犬を連れた奥さん」の冒頭部分を杉崎美香が朗読、映画に関する一問一答も行われた。このイベントに先立ち、音声コミュニティサイト「こえ部」にて50パーツに分けたチェーホフの「犬を連れた奥さん」の朗読を募集。厳選した50人の朗読をCDにして、日本盲人会連合にチャリティとして寄贈することになっており、杉崎がその冒頭部分を朗読した。

 一問一答では、映画に関して「想像以上に瑞々しい愛と、狂おしくてどうにもならない愛が描かれていて、見終わった後、しばらくその余韻を引きずった」と感想を語ると、会場から「うんうん」とうなづく様子が。読んで聞かせることの大切さについての質問では、「私も話す時は、『誰かが聞いてくれているといいなぁ。伝わってくれるといいなぁ』と、意識しながら話すようにしている」と人前で話すコツを伝授していた。

 映画「愛を読むひと」は、第二次大戦後のドイツ、15歳の少年と年上の女性ハンナ(ケイト・ウィンスレット)の激しい恋からストーリーは始まる。ハンナは少年に本の朗読を頼み、いつしかそれが2人の愛の儀式となる。しかし突然、ハンナは姿を消してしまう。8年後、衝撃の再会が待っていた。戦時中の罪を問われた裁判でハンナは、ある秘密を隠し通すために不利な証言を認め、自分だけ無期懲役の判決を受ける。自由を犠牲にしてまで隠したい秘密とはなんだったのか……。原作はベルンハルト・シュリンク「朗読者」、監督はスティーヴン・ダルドリー(「めぐりあう時間たち」)が務め、ケイト・ウィンスレット、レイフ・ファインズらが出演している。
《関口賢》
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