【物欲乙女日記(Blu-ray編)Vol.2】乙女3号、ディズニー/ピクサー『ウォーリー』でブルーレイの映像美にぞっこん | RBB TODAY
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【物欲乙女日記(Blu-ray編)Vol.2】乙女3号、ディズニー/ピクサー『ウォーリー』でブルーレイの映像美にぞっこん

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『ウォーリー』ブルーレイ(ウォルト・ディズニー・スタジオ・ホーム・エンターテイメントより4月22日発売)
  • 『ウォーリー』ブルーレイ(ウォルト・ディズニー・スタジオ・ホーム・エンターテイメントより4月22日発売)
  • 甘ずっぱ〜。がんばれよ、ウォーリー。そして私もな
  • いじらしいウォーリーに釘付けの私
  • 手を前に出しているウォーリーはかわいい
  • 念のためコレね、コレ
  • ウォーリーの目の中に写る星空もほんとにキレイ!
  • こんな目で訴えかけられたら私……。
 こんにちは、恋に恋する乙女3号・マキヲです。毎年春は、何もないのに浮き足だってしまい、結局気づけば空回りばかりです。あぁ……映画のような恋がしたい。映画の中では犬からネコ、しまいにはロボットですら恋に落ちているわけですよ。なんだよ、うらやましすぎる。

 というわけで、この日常から現実逃避すべく、恋愛映画、特にハッピーエンドのものばかり手に取ってしまいます。

 前回、ブルーレイ版の『ティンカー・ベル』を観てからというもの、ブルーレイの映像美にまんまとヤラレまして、1本のブルーレイを観たいがために、しょっちゅう実家に帰ってます。なぜならうちにはテレビとプレーヤーがないからであります。ほんと実家って極楽。

 そんなこんなでディズニーシリーズで攻めていこうと、手に取ったのが『ウォーリー』。この映画は上映されていた時に観たくてしょうがなかったので、ブルーレイの発売を待ちに待っておりました。と、いうわけで発売日の4月22日に即入手。実家に帰ろー。

——実家にて。

 クラシックなメカと最新のメカのラブ! という知識しかなかったんですが、人間も出てくるんですね。それも、ブクブクに太った人たちが。地球を離れて700年も経つと人間はこうなってしまうのでしょうか。なんともおそろしい。

 舞台は29世紀の地球。荒れ果てた地球から人類が脱出した後に残されたゴミ処理ロボット“ウォーリー”は、ひとりで地球のゴミ処理をしつつ、友人(?)のゴキブリとたわむれる日々を送っていました。そこへ、真っ白な美しいロボット“イヴ”が、ある任務を帯びて地球にやってきます。

一目惚れするウォーリー。

 いつも見ているビデオの登場人物のように、イヴと手をつなぎたくて、後をくっついてまわります。「ただ手をつなぎたいだけ」というのが、甘酸っぱくていいですわー。

 イヴが任務を終えて、宇宙船・アクシオム号に戻って(というかさらわれたかのような戻り具合)しまい、追いかけていったウォーリーは地球から宇宙へ大冒険を繰り広げるのです。

 関係ないのですが、イヴは絶対ツンデレだと思います。

 全編通してロボットたちは名前を呼ぶくらいで会話は一切ないんですが、非常に表情豊か。目の動きとか動作で、見事に感情を表現しています。徹底的に“本物”にこだわったという映像は、ブルーレイだとさらに美しく、特に風景はまるで実写映画のようです。

 本編だけで満足してしまいそうになりましたが、なにやらディスクがもう1枚ついとります。そう、DVD版にはないブルーレイだけの特典映像が入っているんです!

 特典映像だけのディスク2だけでなく、本編が収録されているディスク1のほうにも、短編アニメが2話入っています。ディスク1の短編アニメは『マジシャン・プレスト』と『バーニー』。『マジシャン・プレスト』は、マジシャンとウサギ(こいつがマジシャンより上手なんだ)が激しく滑稽な騒動を巻き起こす作品。これはウォーリーとは関係ありません。

 そしてもうひとつの『バーニー』がおもしろい! 本編のスピンオフ作品なんですが、主人公はアクシオム号に乗った修理保全ロボットの“バーニー”。私が本編を観たときは、この子に全然注目していなかったんですが、「そういえば本編のほうにさりげなくバーニーいたかも!」というところを確認するため、思わず本編を観返しましたね。

 溶接スティックを使ってアクシオム号の修理に励むバーニーなんですが、もともとおっちょこちょいなうえに、ウォーリーやイヴの登場によって引き起こされる出来事に影響されて、思うように仕事が進まない……そんな人知れず悪戦苦闘しているバーニーの様子が、本人には悪いけどおもしろくてしょうがないです。

 ディスク2は、ウォーリーがイヴにフラれる(!)未公開シーンや、ボールやフラフープで遊ぶウォーリーがかわいい『ウォーリーのお気に入り』などが収録されています。

 あと、珍しいのがリモコンを使って遊べるゲーム。絵本仕立てのストーリーブックは、ロボットのパーツを組み立てて遊べるゲームバージョンがあります。子どもが好きそうだなぁ、コレ。ちなみに、私がハマったのが『アクシオム・ゲームセンター』というメニュー。

 インベーダーゲームのような『イヴのロボット・ブラスター』などがあり、映像もレトロゲームっぽくてかわいいです。ただ、ブルーレイプレーヤーのリモコンをニヤニヤしながら握りしめ、ポチポチやっているのではたから見ると気持ち悪いかもしれません。

 そのほかにも、ウォーリーの家を徹底解剖! 的な『3Dセット・ツアー』などがあり、ウォーリーワールドがよくわかる内容になっています。

 すっかりウォーリーを満喫したわけですが、最後、アクシオム号がやっとこさ地球に着いた時、艦長が発したあるセリフにブルッときました。

 がんばれ、人類。と、いうかそのままだと超がんばらないとダメだぞ、人類。ラブだけじゃなく、考えさせられた映画でした。

 何はともあれウォーリーは一家に1台欲しいです。

(c) Disney/Pixar.
《RBB TODAY》
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