APCジャパン、日本オラクルのサーバルームに冷却システム「InfraStruXure InRow RC」を提供 | RBB TODAY
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APCジャパン、日本オラクルのサーバルームに冷却システム「InfraStruXure InRow RC」を提供

エンタープライズ その他
APCの冷却システム「InfraStruXure InRow RC」(左)とAPCのラック「NetShelter SX」(右)
  • APCの冷却システム「InfraStruXure InRow RC」(左)とAPCのラック「NetShelter SX」(右)
 エーピーシー・ジャパンは3日、日本オラクルの動作検証用サーバルームに、冷却製品「InfraStruXureR InRow RC」ならびにラック「NetShelterR SX」を提供し、2008年7月より稼働していることを発表した。

 日本オラクルが港区北青山に本社を移転、東京都内7か所にあったサーバルームを新ビルの1フロアに集約するにともない機器の台数は変わらずにスペースが4分の1程度となることから導入が実施されたという。高密度なサーバルームを効率的に冷却し、高いパフォーマンスを発揮できる安定した検証用環境の構築が求められたため、エーピーシー・ジャパンは、サーバルームの設計段階からラックの配置や冷水の配管設計までのコンサルティングを実施し、IT機器の発熱をラック列(Row)単位で冷却する水冷方式の冷却製品「InfraStruXureR InRow RC」28台と、サーバルームやデータセンタのために開発されたラック「NetShelterR SX」107本を提供した。

 冷却システム「InfraStruXureR InRow RC」は、ホットアイルとコールドアイルの完全な分離を実現するInRow冷却ユニット。前面の冷却ファンは運転中でも交換可能なホットスワップ対応。自動的に冷却能力を高め、必要量の冷気を提供できるため、サーバ密度に合わせて最適な冷却を行うことが可能だ。さらに、InRow RCはライトサイジング化されているため、大型空調装置に比べて、IT機器のスペースを減らすことなくサーバルームを構築できる。ラック「NetShelter SX」についてはデータセンタのために開発され、主要サーバベンダーのサーバを搭載することが可能なマルチベンダーラック。サーバのエアフローを考慮して、フロント66%、リア74%の開口率により高密度化するサーバ環境にも適切なエアフローを提供し、データセンタ内の熱問題を解決するのに適した製品だ。今回の発表に対し、日本オラクルの情報システム部 遠藤 修氏は「熱に関しての問題がなくなり、安定した検証環境を獲得できました」とコメントを寄せている。
《池本淳》
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