IBM、Amazon Web Servicesのクラウド・コンピューティングを通してソフトウェアを提供 | RBB TODAY
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IBM、Amazon Web Servicesのクラウド・コンピューティングを通してソフトウェアを提供

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 米IBMは現地時間11日、Amazon.com Incの関連子会社であるAmazon Web Services(AWS)と新規に契約を結び、IBMのソフトウェアをユーザや開発者に向けて提供すると発表した。

 Amazon EC2(Amazon Elastic Compute Cloud)環境を通じて、IBM DB2、Informix Dynamic Server、WebSphere Portal、Lotus Web Content Management、WebSphere sMash、Novell社のSUSE Linux OSのソフトウェアに関連する開発や実証製品が利用可能となる。料金は「pay-as-you-go(使用都度払い)」での支払となる。

 IBMとAWSは、ソフトウェア開発者がオープン・スタンダード・ベースのソリューションを簡単に構築でき、プロセスを簡易化するために必要な技術的リソースを提供するとしており、第一弾としてIBMが新Amazon Machine Images(AMIs)を開発・テスト目的のために無料で提供し、ソフトウェア開発者がAmazon EC2環境において、IBMソフトウェア・ベースの試作アプリケーションを迅速に設計できるよう支援するとしている。新ポートフォリオは将来、IBM Tivoliソフトウェアのサービス・マネージメント機能を取り入れ、Amazon EC2によって、ユーザがクラウド環境でのダイナミック・インフラストラクチャーをコントロールし、オートメーション化することを支援するものとなるという。

 Amazon EC2で完全稼働できるIBM software imagesは、数か月以内にベータ版が発表される予定だ。価格は未定だが、合わせて発表される予定で、pay-as-you-goで、IBMソフトウェアの開発・製造の運用機能を利用できるものとなる。またすでに購入したIBMソフトウェアも、Amazon EC2にて使用できる予定。AMIsの新開発についての詳細は、developerWorksのIBM Cloud Space、またはFeatured PartnersページのIBMセクション(IBM外のWebサイトへ)から閲覧可能。
《RBB TODAY》
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