OKI、携帯電話に接続し歩行者−車両間の位置情報を交換するアタッチメントを開発 | RBB TODAY

OKI、携帯電話に接続し歩行者−車両間の位置情報を交換するアタッチメントを開発

 OKIは8日、世界で初めての携帯電話用の車々間通信アタッチメントを開発したことを発表した。この「安全携帯アタッチメント」を携帯電話に接続するだけで、歩行者は車両と位置情報の交換が可能となるという。

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「安全携帯アタッチメント」
  • 「安全携帯アタッチメント」
  • 携帯電話に接続した状態
  • 「安全携帯アタッチメント」システム構成
  • 「安全携帯アタッチメント」運用イメージ
 OKIは8日、世界で初めての携帯電話用の車々間通信アタッチメントを開発したことを発表した。この「安全携帯アタッチメント」を携帯電話に接続するだけで、歩行者は車両と位置情報の交換が可能となるという。

 「安全携帯アタッチメント」は、DSRC(Dedicated Short Range Communications)通信方式の車々間通信システムを携帯電話に接続、歩行者と車両間の通信を実現するもの。OKIは車々間通信の開発で培った技術を応用し、交通安全のための人車間通信システム「SPAN System」の研究・開発に取り組んできた。その一環として、2007年5月には、GSM携帯電話に超小型DSRC無線モジュールを内蔵した「安全携帯端末」を開発している。今回、より汎用的に、国内の携帯電話に接続して使用することができる「安全携帯アタッチメント」を試作したとのこと。

 「安全携帯アタッチメント」は、「安全携帯端末」のシステムをベースにし、GPSによる測位や、DSRCによる定期的な測位データの送信に対応した。車々間通信装置を搭載した車両からのDSRCパケットを受信すると、その情報を携帯電話に伝送する。また、携帯電話から「安全携帯アタッチメント」に対してコマンドを送信することにより、特定のDSRCパケットを送信することも可能。さらに、GPS受信器に加えて、加速度センサと磁気センサも搭載されており、GPSによる測位の補完や慣性航法などの測位性能を向上するための開発も可能となっている。

 今後は、携帯電話から歩行者への有効な注意喚起手段や、歩行者と車両間の意思表示方法など、効率的な安全支援アプリケーションの開発を進めていく見込み。また、国内各キャリアの携帯電話に接続できるように、インターフェイス部、ドライバ部およびアプリケーション部に拡張性を持たせていく予定とのこと。OKIではUHF帯の車々間通信機能の実装やIEEE802.11pへの拡張、3G携帯電話への搭載可能なモジュール開発も計画中だ。
《冨岡晶》

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