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「jigブラウザ9」がリリース——UIを大幅変更、PCサイト再現性も向上

エンタープライズ モバイルBIZ
元祖携帯用フルブラウザが9回目で大幅リニューアル
  • 元祖携帯用フルブラウザが9回目で大幅リニューアル
  • PC向けのフルブラウザのようなメニュー画面
  • RBB TODAYのページはこのように表示される
  • 設定メニューもシンプルになっている
  • Faviconにも対応したタブ。タブもよりタブらしくなった
  • 設定メニュー(たて画面)
 15日、jig.jpは操作性やUIを一新した「jigブラウザ9」を発表した。

 「jigブラウザ」は2004年にjig.jpがリリースした携帯電話初のJavaフルブラウザだ。jigletというプラグイン機能によりユーザーが機能追加できるなど、パワーユーザーの人気を博しているが、その後、タブ機能、動画機能などの追加・改良を経て、キャリアの公式ブラウザに採用されるなどユーザー層の幅が広がってきている。今回のバージョンアップは、HSDPAによるブロードバンド通信、動画コンテンツの増加、端末ハードウェアの高度化にあわせて、よりグラフィカルなUIの採用とPCサイト閲覧のための機能拡張を行った。

 UI面の変更で目に付くのは、各メニューのアイコン化とより視覚化が進んだタブだろう。一般的なフルブラウザのような画面構成になっている。設定メニューなども簡素化、視覚化が進んでおり、以前の細かいメニューリストのテキストを選ぶ方式より使いやすくなっている。操作メニューも「進む」「戻る」「ズーム」「お気に入り」などがアイコンとツールバー方式になっている。

 機能面では、PCサイトの閲覧をしやすくするための拡張がなされている。例えば、トップページにFLASHリンクがあり、携帯ブラウザでは表示できなかったページも閲覧できるようになった。FLASHリンクを検出することで、そのページを回避し表示可能なページに移動できる。URLのFaviconに対応したので、タブなどの視認性が向上している。さらにアニメーションGIFも1枚目のみ固定表示ではなく、ちゃんとアニメーションの再生ができる。GIFアニサイトも閲覧できるわけだ。

 使っていると便利な機能は、複数タブのバックグラウンド通信だ。アクティブになっていないタブのページの通信も維持されるので、描画の遅いページはそのままで別ページを開くことができる。従来は、アクティブなタブを切り替えると通信は止まってしまっていた。また、JavaScriptの対応範囲が広がっているので、ゲームやフォーム入力などでの制限が緩和されるはずだ。タッチスクリーンにはまだ対応していないが、搭載端末が増えてくれば可能性は十分あるそうだ。

 「jigブラウザ9」の利用料金に変更はなく既存ユーザーは追加料金などなしに利用できるが、既存アプリのバージョンアップ操作ではなく、新しいアプリとしてダウンロードする必要がある。対応機種などは以下のとおりだ。

■ 対応機種
 ・docomo
  メガiアプリ対応機種
  ※N905iBiz/P705iCL/F903iBSC/F884i/F884iESは除く
 
 ・SoftBank(公式版)
  920P/920SC/920SH/920SH YK/920T/921P/921SH/921T/922SH/923SH
  910SH/910T/911SH/911T/912SH/912T/913SH/913SH G
  904SH/904T/905SH

  830SH
  820N/820P/820SC/820SH/820T/821N/821NGLA/821P/821SC/821SH/822P/822SH
  822T/823P/823SH/823T/824P/824SH/824T/825SH
  810P/810SH/810T/811SH/811T/812SH/812SHs/812SHs2/812T/813SH
  813SHforBiz/813T/814SH/814T/815SH/815T/815T PB/816SH
  804SH/804SS/805SC

  705P/705Px/705SC/705SH/706P/706SC/707SC/707SCII/709SC
《中尾真二》
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