米Intel、FW外からのPC保護・管理機能が追加されたデスクトップ向け「vProテクノロジー」
エンタープライズ
その他
-
コスパ最強の“手のひらサイズ”ミニPC「GT13 Pro 2025 Edition」「A5 2025 Edition」がGEEKOMから登場!
-
米Intel、IDF Fall 2008にてCoreマイクロアーキテクチャーのロードマップを公開
-
米IntelとYahoo!、IA搭載TV/家電向けTVアプリケーションフレームワーク「Widget Channel」
最新のインテルvProテクノロジーは、省電力機能を搭載したIntel Core 2 Quad/DuoプロセッサーとIntel Q45 Expressチップセット、Intel 82567LMギガビット・ネットワーク・コネクションで構成されたデスクトップパソコン向けプラットフォーム。インテルアクティブ・マネジメント・テクノロジー リリース5.0に対応するほか、セキュリティ機能の強化と新しい自動保守機能によるPC管理に要する時間とコストの削減が行われている。
新機能としては、インテル vProテクノロジーとして初めて、企業のファイアウォール外からのPC保護・管理機能が追加されている。遠隔アラート機能では、電源がオフになっている場合や設定されたパラメータに適応しない状況に突然直面した場合でもPCの遠隔サポートが可能だ。
もうひとつの新機能「リモート・スケジュールド・メンテナンス機能」では、企業のIT管理者がPCに定期保守用プログラムを組み込むことで、自動的にIT管理プログラムを実行し、遠隔地から運用管理できる。遠隔ヘルプ機能では、OSやハードディスクが動作していない状況に対しても、ユーザーは簡単な操作のみで迅速に遠隔地からのサポートを受けられる。
セキュリティ機能では、システム操作ログ管理機能「アクセス・モニター機能」、およびマイクロソフトネットワーク・アクセス・プロテクション(NAP)を利用したPC認証用組み込み技術の2つのアクセス制御機能が用意された。さらに、インテル vProテクノロジー搭載PCと連動してサーバー上でデータ保護とアプリケーションの管理を行い、処理能力に応じたアプリケーションをデスクトップ、およびノートパソコンにオンデマンドでストリームする「ダイナミック・バーチャル・クライアント・テクノロジー(DVC)」により、シンクライアント・システムのようにデータセンターに大規模な負荷をかけることなくセキュリティ強化とIT管理の簡素化が行える。インテルvProテクノロジーを採用したDVC製品/プログラムは、Citrix、Lenovo、マイクロソフトより発表されている。
関連ニュース
-
米Intel、IDF Fall 2008にてCoreマイクロアーキテクチャーのロードマップを公開
-
米IntelとYahoo!、IA搭載TV/家電向けTVアプリケーションフレームワーク「Widget Channel」
-
インテル、“Montevina”こと「インテルCentrino 2プロセッサー・テクノロジー」を正式発表
-
米Intelら6社、WiMAX特許プールによる技術発展を目指す「Open Patent Alliance」を設立
-
ベリサイン、vPro対応のSSLサーバ証明書「インテルvProテクノロジー対応セキュア・サーバID」
-
NEC、消費電力調節できる「ECOボタン」搭載ビジネス向けPC
-
IBMとIntel、Ciscoの3社、フランスに高性能テスト向けHPCセンターを開設
-
インテル、vProプロセッサ・テクノロジー対応ソリューションを拡大〜ハードウェア・ベースのセキュリティ機能を提供
-
日本HP、企業向けデスクトップPCに新モデル——最新のCore 2 Quad搭載モデルなど
-
インテル東京本社内にエンタープライズ向けショールームオープン
-
インテル、新モバイルプロセッサー2種と対応チップセットを発表
-
インテルとNTTデータ、「vPro」や「Centrino Pro」の利用促進に向け協力