BTSのリーダーRMが、所属事務所HYBEに向けて意味深長なメッセージを発した。
BTSは12月21日、ファンコミュニティプラットフォーム「Weverse」を通じて、グループでのライブ配信を行った。
RMは来年の活動計画に言及し、「2026年はBTSの年にしよう。本当に大きなものが来る」と語った。J-HOPEも「2026年は僕たちにとって重要な年だ」と付け加えた。
話を続けたRMは、「僕は、会社がもう少し僕たちに愛情を持ってくれたらいいと思う」と述べ、所属事務所HYBEに向けた意味深な発言を投げかけた。
これを横で聞いていたJINが「僕たちに関心がない? 会社が? 一生懸命いろいろやってくれているじゃないか」と言うと、RMは「わからない。ただ、もう少し僕たちを包み込んでくれたらいいと思った」と話し、関心を集めた。

これに先立ち、RMは12月6日のライブ配信でも、チーム活動に対する心境を打ち明けていた。RMは「解散したほうがいいのか、チームを中断したほうがいいのか、そういうことを何万回も考えた」とし、「それでもチームを続けているのは、僕たち同士の愛があり、皆さんへの愛と尊重があるからだ」と伝えた。
さらに、「周囲から『なぜ2025年の下半期を飛ばしたのか』『なぜ何もしなかったのか』とよく聞かれるが、僕たちも飛ばしたくはなかった。僕も除隊して、たくさん活動したかった」とし、「下半期に活動しないと決めた理由はあったが、すべてを話すことはできない。そうした話をする権利が僕にはない」と語り、事情への関心を呼んだ。
論争が広がると、RMはWeverseを通じて「2日前のライブで多くのARMY(BTSファン)の皆さんを疲れさせてしまったようで申し訳ない」とし、「やらなければよかったと後悔しているが、ただもどかしい気持ちが先立ってしまった。ごめんなさい。少しだけ温かく見てほしい」と謝罪した。
なお、BTSは来年初めのカムバックを予定している。
◇RM プロフィール
1994年9月12日生まれ。本名キム・ナムジュン。2013年6月にBTSとしてデビュー。グループ内ではリーダーとメインラッパーを担当しており、英語が堪能な頭脳派でもある。BTSメンバーの中で最初にBig Hitエンターテインメントに加入したのがRMで、事務所代表のパン・シヒョクはBTSのデビューの経緯について「RMのような子はデビューさせなければいけないと思った。BTSを作ったきっかけは彼だ」とコメントしている。最年少メンバーのJUNG KOOKも「事務所見学の際にRMのラップに惹かれて事務所に入った」と明かしており、実力とカリスマ性を兼ね備えた人物といえる。兵役のため2023年12月に入隊。2025年6月10日に除隊した。
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