Eugridは25日より、故意の情報漏洩まで防止するソフトウェア製品「Eugrid DiskFort」の販売を開始する。 従来のUSBセキュリティは、紛失・盗難の際に記録内容を開示されないよう、パスワード機能などで保護するといった手法が採られていたが、これでは、パスワードを知っている本人であれば、故意の情報漏洩を防止することはできなかった。 「Eugrid DiskFort」では、USBだけでなくそれを利用するPCも含めてプロテクトの対象とすることによって、管理者が認めた社内で利用を許すUSBとそうでないUSBを明確に区別、社内用USBは社外で使えず、社外用USBは社内では使えない手法を導入にした。社内用のUSBを持ち出して自宅のPCなど外部PCで利用しようとしても、自動的にフォーマット画面に移行し、消去されるまでまったく利用できないという絶対的な対策を採っているという。 また、逆に管理者が利用を認めていない市販のUSBを密かに社内に持ち込んでも、社内PC側のブロックによって、利用不可や読み取り専用になり、不正持ち込みUSBを通じての情報漏洩も防止できる。 これによって、従来の紛失・盗難に対するUSBの保護に加えて、故意に社内情報をUSB経由で社外に持ち出すことも不可能にしたのが特徴とのこと。 「Eugrid DiskFort」は1ユーザあたり3,000円(100ユーザ時、USBメモリは含まれない)で、初年度売上げ目標は6000万円とのこと。
米McAfee、安全検索サービス「McAfee Secure Search Service」と安全認定サービス「McAfee Secure for Web Sites」2008.5.12(月) 18:49