ヤフー、2009年(平成21年)3月期第1四半期の決算短信発表〜四半期純利益は191億円 | RBB TODAY
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ヤフー、2009年(平成21年)3月期第1四半期の決算短信発表〜四半期純利益は191億円

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 ヤフーは25日、2009年(平成21年)3月期第1四半期の決算短信を発表した。

 それによると、当第1四半期の売上高は655億円、営業利益は328億円(前年同四半期比10.9%増)、経常利益は324億円(前年同四半期比13.6%増)、四半期純利益は191億円(前年同四半期比18.2%増)と、いずれも好調に推移した。

 好調に推移した要因については、広告事業において、利用者の行動履歴を基にした配信を行う「行動ターゲティング広告」が前年同四半期比で大幅に売上を拡大したほか、主力商品である「プライムディスプレイ」についても売上が伸びた点があげられている。検索連動広告においても、オーバーチュアの連結子会社化に加えて、オープン化の一環でグループ以外の媒体での採用も増加し、前年同四半期比で売上が大きく伸びたという。モバイル広告においても検索連動広告の伸びにより好調に推移したとのこと。

 ビジネスサービス事業では、「Yahoo!不動産」の売上が掲載件数の拡大により前年同四半期比で好調に推移したものの、景気全般の減速感に伴う企業の人材採用意欲の低下などにより「Yahoo!リクナビ」の売上が減少した。「Yahoo!ショッピング」「Yahoo!オークション」においては、ストア数合計は32,061店舗となり、前年同月末と比べて3,693店舗(13.0%)増加した。「Yahoo!オークション」については、システム利用料収入は微減となった。

 以降の展開については、従来のコンテンツ連動広告に比べて優れた性能を持つ「インタレストマッチ」の展開が秋から予定されているとのこと。

 なお当第1四半期より、従来、売上原価に計上していた当社のパートナーである他のサイト運営会社に支払うTAC(Traffic Acquisition Cost)や販売費および一般管理費に計上していた販売代理店等に支払う手数料について売上高から控除する方法(純額表示、ネット表示)に変更されたとのこと。従来どおりの方法(グロス表示)で算出した場合の売上高は725億円となる。
《冨岡晶》
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