NTTドコモ、フィルタリング受付方法を変更——ブラックリスト方式を基本に | RBB TODAY

NTTドコモ、フィルタリング受付方法を変更——ブラックリスト方式を基本に

 16日、NTTドコモは、未成年の契約者・利用者のiモードのアクセス制限サービスの受付方法を変更したと発表した。

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 16日、NTTドコモは、未成年の契約者・利用者のiモードのアクセス制限サービスの受付方法を変更したと発表した。

 ドコモでは、2007年末の総務省の要請などを受け、未成年の契約者・利用者に対して、親権者から「不要」の申し出がなければ、原則としてホワイトリスト方式のアクセス制限(キッズiモードフィルタ)を適用していた。この方式は、iモードの公式サイトや一部の子供向けサイトに限定され、自治体や公的機関のサイトや有益なサイトにもつながらないといった弊害、それによりフィルタ設定を解除してしまう、せざるをえない状況が発生しているなど問題点が指摘されていた。その後、2008年4月には、総務省が新たに「フィルタリングはブラックリスト方式で、そのリストは第三者機関が作成したものが望ましい」との通達をだしている。

 今回の変更は、契約者・利用者が未成年となる場合の新規契約において、親権者からアクセス制限は不要という申し出がなければ、特定分類方式(ブラックリスト方式)である「iモードフィルタ」が適用されるというものだ。また、契約時の申し込み書に、利用者が未成年かどうかの確認欄を設け、契約者の名義だけでなく利用者の確認を明確にするという。変更は8月1日から実施される。特定の申し出がない場合に適用されるものなので、親権者が要求すれば、より制限の厳しい「キッズiモードフィルタ」の適用を選ぶことができる。

 これまでも、キッズiモードフィルタ、iモードフィルタ、フィルタなし、などの任意の選択は可能だったが、制限の厳しいホワイトリスト方式が原則適用されるので安心といった安易な判断ではなく、原則適用されるフィルタリングがブラックリスト方式になることで、親権者側が意識して選択する動機付けになることが期待される。

 また、EMAなどの第三者機関が独自のブラックリスト方式のフィルタリングを検討・作成中だ。フィルタリングやブラックリストとて万能ではないが、利用者のレベルや目的に応じた多様なフィルタリング方式のニーズは今後高まるものと思われる。
《中尾真二》

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