JAXA、P2Pで5Mbpsのハイビジョン動画配信を開始——「かぐや」の動画をPCで再生
    ブロードバンド
    その他
  
  - 
【アジア美食レポート】バンコク在住の夫婦が選ぶ「ガチで美味いローカル飲食店」
 - 
「かぐや」アポロ15号の噴射跡を確認
 - 
JAXA、機構内横断の一括検索にウチダスペクトラムの「SMART/InSight 2.0」を採用
 
「JAXA動画」は、これまでも子供向けの番組やJAXAプロジェクトを紹介する動画などのビデオ配信を行っている。また、「かぐや」がハイビジョン映像による月面の様子や地球の映像を送ってきた際にも、小画面の圧縮した動画サンプルを公開していたが、もっと大きいサイズでハイビジョン映像を見たいという要望に応える形で、今回の配信開始となった。「JAXA動画」で見られるハイビジョン映像は、1280×720ピクセル、帯域5Mbpsの転送レートの画像だそうだ。
JAXAが採用したP2Pによる動画配信サービスは、ドリームボート(技術顧問はウィニー開発者で知られる金子勇氏)が開発し提供しているSkeedCastだ。ドリームボートは総務省が推進するP2Pネットワーク実験協議会にも参画している。今回のストリーミング配信は、P2Pネットワーク実験協議会の実証実験のひとつとして実現したものだ。P2Pネットワークについては、総務省などもトラフィックの有効利用、サーバの負荷分散、新しいサービスモデルを追及する意味で、評価、研究を行っている。
なお、ハイビジョン映像の視聴には、Windows Media PlayerとSkeedReceiverが必要だ。どちらのソフトウェアもJAXA動画のサイトからダウンロードできるようになっている。残念ながら、現在のところ、この組み合わせで動作する環境はWindows XPかVistaに限られてしまうが、JAXAは今後もこのような取り組みや映像公開など積極的に進めたいとしている。
関連ニュース
- 
      
        「かぐや」アポロ15号の噴射跡を確認
       - 
      
        JAXA、機構内横断の一括検索にウチダスペクトラムの「SMART/InSight 2.0」を採用
       - 
      
        超高速インターネット衛星「きずな」、広域電子走査アンテナによる622Mbps通信に成功——カバーエリアは地球の1/3
       - 
      
        超高速インターネット衛星「きずな」、世界最高速1.2Gbpsの衛星データ通信に成功
       - 
      
        チャンスは年2回、満月ならぬ「満地球」——「かぐや」のハイビジョンカメラが撮影
       - 
      
        JAXA、富士通の新スパコン FX1を発注〜宇宙環境シミュレーションなどに応用
       - 
      
        【かぐや】定常運用に移行し本格的な全球観測へ——「三日地球」ハイビジョン画像も公開
       - 
      
        「かぐや」地球の出のハイビジョン動画撮影も成功!
       

    

          
          
          
          
          
          
          
          
          
          
          
          
          
          
          