オーナーがマメで気配りの効くSNSほど成長していく〜ソネットSNS分析レポート | RBB TODAY
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オーナーがマメで気配りの効くSNSほど成長していく〜ソネットSNS分析レポート

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 ソネットエンタテインメントは、 国内最大級のSNS作成サービス「So-net SNS(β版)」においてアクティブに稼動するSNSの中から約1,500のSNSを抽出し、分析した結果をレポートしている。同レポートではSNSがどのように成長していくかをメンバー数とアクティブユーザー数の関係性から「SNS成長曲線」を分類し、「開幕ダッシュ型(反比例)」、「スロースターター型」、「開幕ダッシュ型(比例)」、「高成長型」とそれ以外という5つのタイプに分けている。

 第3回目となる今回は、28%を占める「スロースターター型」と3%の「高成長型」、さらに4パターン以外の「SNS成長曲線」について特徴と傾向を説明。またSNSの運営において、新たな指標となる「投稿件数」についても、実例を挙げながら解説している。

 「スロースターター型」は、開設当初からユーザー数の増加率が緩やかに伸びてゆき、アクティブユーザー数も比例する形で緩やかに上昇。極端なユーザー数の増減はないものの、堅実な形で盛り上がっていく。「スロースターター型」の共通した傾向として、1.開設時、招待制からスタートしている 2.プライバシー(個人的なつながり)を重視するテーマのSNSが多い 3.既にオーナーを中心とした「人のつながり」が存在する場合が多い、などの特徴を挙げている。

 「高成長型」は、ユーザー数、アクティブユーザー数がともに平行して急激に伸び続け、ユーザー数の伸びが緩やかになってもアクティブユーザー数との乖離が起きず、高成長を続けるSNS。共通した傾向として、1.オープン制・招待制での差異は存在しない 2.オーナーがマメで気配りの効くタイプが多い(女性オーナーである場合も多い) 3.開設時に、BBSやブログなど外部からの流入を図るための導線を利用している、などを挙げている。

 このほかの「SNS成長曲線」を描くパターンとして「イベント型」を紹介。これは基本形として「スロースターター型」か「開幕ダッシュ型」を描くものの、そのSNSに関連するイベントがあったときのみユーザー数やアクティブ率が跳ね上がり、その後時間とともに典型的な曲線の形状に戻っていくというもの。「イベント型」になるSNSは、アーティストのファンクラブなどである場合が多く、ライヴやアルバム発売など、不定期なサイクルにおいて、SNS外部での盛り上がりに呼応する形でアクティブユーザーが推移する。

 また、レポートでは「SNS成長曲線」以外にSNSの盛り上がりを考える上で欠かせない要素のひとつに「投稿件数」があると分析。「平均フレンド数」がアクティブユーザー数の増加傾向を支え、「平均フレンド数」が多いほどSNSに対しての関心や関わり合いが高く維持される。つまり、フレンドが日記やコミュニティのトピックで発言をすればするほど、関心や関わり合いも強くなっていく傾向が見られると結論付けている。

 ソネットでは、この「投稿件数」を「PPD(Posts Per Day)」と称し、「SNS成長曲線」との相関についても、今後調査・検証していく予定だ。
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