日本TI 、1080p 30fpsのH.264 HP@L4にまで対応したDaVinciプロセッサ新製品を発表 | RBB TODAY

日本TI 、1080p 30fpsのH.264 HP@L4にまで対応したDaVinciプロセッサ新製品を発表

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デジタル・メディア・プロセッサ新製品、「TMS320DM6467」
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  • 「TMS320DM6467」のブロック図
 日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)は4日、複数のHD(高品位)映像のリアルタイム・トランスコード(同時圧縮・伸張)を実現する、「DaVinci(ダヴィンチ)テクノロジー」搭載のデジタル・メディア・プロセッサ新製品、「TMS320DM6467」(略称DM6467)を発表した。

 「DM6467」は、さまざまな画像フォーマットのエンコード、デコード、任意の規格間でのトランスコード処理が実行可能なシングルチップ・プロセッサ。DSPベースのシステム・オン・チップ(SoC)として、マルチフォーマットのHD映像をリアルタイムにトランスコードできるように最適化されている。チップ上にはARM926EJ-Sコア、600MHzのC64x+ DSPコア、HD画像処理用コプロセッサ、ビデオ・データ・コンバージョン・エンジン、各種ビデオ・ポート・インターフェイスが高集積されており、マルチフォーマットHDのエンコード、デコード、トランスコードなどの各種処理が可能となっている。処理内容によって、H.264 HP@L4(1080p 30fps、1080i 60fps、720p 60fps)まで対応、3GHz以上のDSP処理能力を持つとのこと。ダウンスケーリング(画面サイズを縮小する変換処理)、クロマ・サンプリング(色差情報の変換)、メニュー・オーバーレイ(ビデオ・プレーンへのビットマップの上書き機能)などの各種ビデオ処理機能は、ビデオ・データ・コンバージョン・エンジン側で管理し、マルチフォーマットのビデオ・トランスコード処理を行う場合でも、処理に要するDSPコアの負荷を300MHz以下に抑えられる。

 「DM6467」の主なターゲットは、トランスコード機能が要求されるメディア・ゲートウェイや多地点型ビデオ会議システムなどとされているが、複数チャンネルのエンコード処理が重要となるビデオ・セキュリティなどのアプリケーションにも適しているとのこと。

 「TMS320DM6467」は、すでにサンプル出荷中で、量産出荷は2008年第2四半期となる。50,000個受注時の単価(参考価格)は35.95ドル。デジタル・ビデオ評価モジュール(DVEVM)は2008年第1四半期中に、日本TIおよび日本TIの販売特約店から供給が開始される見込み。
《冨岡晶》

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