有限責任中間法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は21日、ファイル圧縮・解凍ソフト「Lhaplus」(ラプラス)について、脆弱性の注意喚起を促す文書を発表した。 同文書によれば、LhaplusのARJ形式のアーカイブ展開処理に、バッファオーバーフローの脆弱性があるとのこと。遠隔の第三者によって細工されたアーカイブが展開された場合、任意のコードが実行される可能性がある。 対象となる製品バージョンはLhaplus for Windows 1.54 およびそれ以前のもの。配布ページでは、この問題に対処した「Lhaplus Version 1.55」がすでに公開されている。