NEC、一部のパケット観測のみで行える高速通信ネットワーク向け品質計測技術を開発 | RBB TODAY

NEC、一部のパケット観測のみで行える高速通信ネットワーク向け品質計測技術を開発

 日本電気は、通信サービスで使われているさまざまなプロトコルやその特性を考慮することにより、大量に流れるデータの一部のみを観測するだけで、実際に利用する通信サービスの品質を高精度かつ高効率に推定できるネットワーク品質監視手法を開発したと発表した。

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 日本電気(NEC)は7日、通信サービスで使われているさまざまなプロトコルやその特性を考慮することにより、大量に流れるデータの一部(データ量1/100)のみを観測するだけで、実際に利用する通信サービスの品質を高精度かつ高効率に推定できるネットワーク品質監視手法を開発したと発表した。

 この技術は、試験データを流す必要がないため、実際の通信サービスの品質に影響を与えることなく、通信サービスに適したきめ細かな品質監視を行えるのが特徴。また、今後想定されるハイビジョン放送などの大容量通信や、その他の新サービスの登場に対しても容易かつ低コストで対応できるため、次世代ネットワークに代表される大規模/高速ネットワークの高信頼化と安定性を実現することが可能だとしている。

 同社では、このネットワーク品質監視手法を実現するため、各通信サービスで使われるプロトコルの振舞いから、通信品質の監視で重要となる特徴を明確化。加えて、パケットサンプリングの際にその特徴が観測できる確率を解析的に明らかにしたという。これにより通信量やパケットロス、遅延などの通信品質を統計的に推定するとしている。

 また、通信品質推定におけるパケットサンプリングにおいて、ネットワークの負荷状況を監視するプロトコルである「sFlow」(RFC3176)フォーマットを利用できるようにしたという。これにより、本技術のパッシブプローブは、既存sFlowプローブの上位互換として機能させることができるとしている。
《村上幸治》

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