AMD、「失望している」(最高財務責任者) 第1四半期決算発表——6億1,100万ドル(約730億円)赤字 | RBB TODAY
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AMD、「失望している」(最高財務責任者) 第1四半期決算発表——6億1,100万ドル(約730億円)赤字

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 米AMDは19日(現地時間)、07年第1四半期の決算を発表した。売上高は12億3,300万ドルで、営業損失は5億400万ドル、純損失は6億1,100万ドルだという。この結果には、ATI買収関連費用および統合費用としての1億1,300万ドルが含まれている。

 同社最高財務責任者のロバート・J・リベー氏は「3年以上にわたり、出荷台数と売上規模を成長させてきただけに、この業績には失望している」と述べた。そして「ビジネスモデルや設備投資、コスト構造の整合性を図る」と黒字転換に向けての課題を語った。

 ATIから引き継いだチップセット事業が含まれるコンピューティング・ソリューション部門は、売上高が9億1,800万ドル。直前期から38%の低下だが、これはマイクロプロセッサの出荷数と平均単価が減少したことが要因にあげられるという。サーバ用およびデスクトップ用のマイクロプロセッサの出荷数と売上高は、前年同期から大幅に低下しているが、モバイル用の出荷数と売上高については大きく増加したという。

 グラフィックス部門の売上高は1億9,700万ドルで、直前期から19%増加している。コンシューマ・エレクトロニクス部門の売上高は1億1,800万ドル。デジタルテレビ市場へのビデオ・プロセッサ出荷数は増加したが、携帯機器およびゲーム機向けプロセッサの売上高は低下したという。
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