【詳報】HDD内蔵テレビをスタンダードに——日立、着脱可能なHDD「iVDR」搭載テレビなど | RBB TODAY

【詳報】HDD内蔵テレビをスタンダードに——日立、着脱可能なHDD「iVDR」搭載テレビなど

IT・デジタル テレビ
 日立製作所は20日、液晶/プラズマテレビ「Wooo」の新ラインアップとして、着脱可能なHDD「iVDR」対応モデルなど8機種を発表した。iVDR対応テレビは、同社によればこれが世界初(07年3月現在)という。
  •  日立製作所は20日、液晶/プラズマテレビ「Wooo」の新ラインアップとして、着脱可能なHDD「iVDR」対応モデルなど8機種を発表した。iVDR対応テレビは、同社によればこれが世界初(07年3月現在)という。
  • 日立製作所 執行役常務 ユビキタスプラットフォームグループ長&CEOの江幡誠氏
  •  日立製作所は20日、液晶/プラズマテレビ「Wooo」の新ラインアップとして、着脱可能なHDD「iVDR」対応モデルなど8機種を発表した。iVDR対応テレビは、同社によればこれが世界初(07年3月現在)という。
  • Woooを皮切りに、PCや車への搭載、映像レンタルやプロモーション映像配布メディアとしてiVDRを展開していく予定だという。今回の発表では、ワーナー・ホーム・ビデオとタイアップしてのキャンペーンも告知
  • iVDRは本体側面からダイレクトに差し込める
  • 同時に発表されたiVDR規格HDD「ハードディスク アイヴィ」。160GBと80GBの2モデルを用意する
  • iVDR内のデータ表示画面。フォルダ分けして整理できる。操作はリモコンから
  • 従来のフィルム(左)とファインブラックフィルター(右)の比較。上方向からの光の反射を抑えつつ、コントラストをアップするという
 日立製作所は20日、液晶/プラズマテレビ「Wooo」の新ラインアップとして、着脱可能なHDD「iVDR」対応モデルなど8機種を発表した。iDVRを採用することで、従来追加できなかった記憶容量を手軽に追加できるようになる。iVDR対応テレビは、同社によればこれが世界初(07年3月現在)という。
 
 同社はこれまでにHDDを内蔵し単体でテレビ放送の録画が可能なWoooシリーズを発売しており、テレビの売り上げの約60%がこのタイプになっているという。07年にはこれを70%まで押し上げる見通しで、目指すは「HDD内蔵テレビが当たり前」という時代だ。

 吉野正則氏(同社ユビキタスプラットフォームグループマーケティング事業部マーケティング本部担当本部長)は、こうした流れの中で、従来製品のHDDを大容量化する路線も検討したという。しかし、多くのユーザーが結局容量不足で録画した番組を消しているというデータなどをかんがみて、無制限に容量を増やせる着脱可能メディアを採用したと語る。家族全員が1つの内蔵HDDを共有するスタイルでは、消したくないデータを誰かに消されるといったケースもあった。iVDR対応テレビは、家族各人が1台ずつ「マイディスク」を持つ、ジャンルごとにiVDRを分けて保存するといったスタイルを提案している。

 また、これまでポータブルメディア搭載のネックになっていた著作権保護問題に対し、「SAFIA」という保護技術を採用することでクリアしている。これにより、デジタル放送をiVDRに録画、内蔵HDDなどにムーブすることが可能となった。今後、PCなどでiVDRが使用可能になれば、そちらへのムーブもできるようになるという。

 映像面では、新機能「なめらかシネマ」を搭載。通常1秒間に24コマの映画の映像を、1秒間に60コマのテレビで出力する際に、足りないコマを自動で作成して補えるという。また、パネルはプラズマ/液晶ともに新開発のものを採用し、画質向上をはかっている。
 
 8機種すべてで地上/BS/110度CSデジタルチューナーを搭載。電子番組表(EPG)やセットアップなどの操作性にも配慮がなされている。各モデルの詳細は以下のとおり。
 
●Wooo XR01シリーズ
 50V型プラズマ「P50-XR01」と37V型液晶「L37-XR01」の2機種をラインアップ。ともにiVDRに対応する。
 
 内蔵HDDは250GB。HDMI(1080P対応)×3/D4×2/i.LINK×1などの端子を備える。
 
 P50-XR01は「フルHD ALIS」パネルを採用。同社新工場「三番館」製作のもので、輝度は1,100cd/m2、コントラスト比は10,000:1。天井からの光の反射を抑えるファインブラックフィルターを搭載する。消費電力は570W(待機時0.5W)。

 L37-XR01は「フルHD IPSαパネル」を採用し、倍速120コマでの表示が可能。輝度は500cd/m2、コントラスト比は7,000:1。
 
 本体サイズは、P50-XR01が幅125×高さ82.3×奥行き10.9cm、重さは47kg。L37-XR01が幅92.7×高さ62.4×奥行き11.5cm、重さは22.9kg。価格はともにオープンで、予想実売価格はそれぞれ570,000円前後と350,000円前後。発売は5月中旬。
 
●Wooo HR01シリーズ
 42V型プラズマ「P42-HR01」、37V型プラズマ「P37-HR01」、32V型液晶「L32-HR01」の3機種。こちらもiVDR対応モデルとなる。
 
 内蔵HDDは250GB。HDMI(1080P対応)×3/D4×2/i.LINK×1などの端子を備える。
 
 プラズマテレビは、「1080ALISパネル」を採用。P42-HR01が輝度1,500cd/m2、コントラスト比10,000:1、消費電力は346W(待機時0.5W)。P37-HR01が輝度1,300cd/m2、コントラスト比3,000:1、消費電力は299W(待機時0.5W)。
 
 L32-HR01は「IPSαパネル」を採用し、こちらも倍速120コマでの表示が可能。輝度は500cd/m2、コントラスト比は7,000:1、消費電力は154W(待機時0.5W)。
 
 本体サイズは、P42-HR01が幅106.7×高さ71.3×奥行き9.9cm、重さは29.9kg。P37-HR01が幅96×高さ62.4×奥行き12.5cm、重さは28.7kg。L32-HR01が幅80.4×高さ54×奥行き11.4cm、重さは17kg。価格はすべてオープンで、予想実売価格はそれぞれ390,000円前後、320,000円前後、250,000円前後。発売は4月20日。
 
●Wooo H01シリーズ
 42V型プラズマ「P42-H01」、37V型プラズマ「P37-H01」、32V型「L32-H01」の3機種。H01シリーズは録画機能を省いたモデルで、iVDRも非対応。
 
 パネルなど基本性能はそれぞれHR01シリーズの同サイズモデルと同様。ただし、HDMI(1080P対応)×2、i.LINKは非搭載と、入出力端子が若干少なくなっている。消費電力はP42-H01が328W(待機時0.5W)、P37-H01が218W(待機時0.5W)、L32-H01が135W(待機時0.5W)。
 
 本体サイズは、P42-H01が幅106.7×高さ71.3×奥行き9.9cm、重さは28.6kg。P37-H01が幅96×高さ62.4×奥行き12.5cm、重さは26.9kg。L32-H01が幅80.4×高さ54×奥行き11.4cm、重さは15.9kg。価格はすべてオープンで、予想実売価格はそれぞれ310,000円前後、260,000円前後、200,000円前後。発売は4月20日。
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