NTTPCコミュニケーションズのブースでは、同社が販売するエリクソン製のビデオ会議端末ViPrメディアセンターシリーズによるビデオ会議のデモンストレーションが行われている。 デモに使われている「VMC4400パーソナルデスクトップターミナル」は、17インチワイド型のタッチパネル付き液晶ディスプレイ、カメラ、マイク、スピーカー、ハンドセットなどを搭載する、エグゼクティブオフィス向けのビデオ会議端末という位置づけの製品。PCを接続することもでき、普段はPC用の液晶ディスプレイとしても使用できるほか、ビデオ会議時には、接続PCを使用したプレゼンテーションを行うこともできる。さらにMicrosoft Netmeetingとの統合により、会議中にコラボレーションセッションを起動することもできる。 ブースに設置された端末では、東京千代田区神保町にある同社拠点との間でのビデオ会議を体験できる。また、会議をしながらネットワーク上にあるビデオサーバの動画を全員で視聴したり、PC用のプレゼンテーションツールを使ってスライドショーを行うなどのデモも見ることができる。 同製品は、H.264、SIPベースのデバイスであり、他のソリューションとも組み合わせやすい。最大100人の参加者による会議が可能なほか、発言が重なってもステレオ音声により識別が可能だという。IPv4およびIPv6に対応する。