DELL社長交代! 創業者であるMichael Dell氏が再びCEOに就任 | RBB TODAY

DELL社長交代! 創業者であるMichael Dell氏が再びCEOに就任

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Dell 2.0を実現する、と社長就任の意気込みを語る
  • Dell 2.0を実現する、と社長就任の意気込みを語る
 現地時間の1月31日、米国DELLは、Kevin Rollins氏を解任し、新しいCEOにDELLの創業者であるMichael Dell氏が就任したと発表した。

 Dell氏は、1984年にPCを販社などを経由しない独特の販売方法の会社を設立し、低価格と工場直販という独自ブランドで業界のトップに登りつめていた。1992年には、フォーチュン500に掲載された企業で最も若い社長になったこともある。2004年に現在のKevin Rollins氏にCEOの座を譲り会長に退いたが、今回の発表により、Michael Dell氏はCEO兼会長として同社の指揮をとることになる。

 Kevin Rollins氏はCEOおよび同社役員の職をすべて退くことになる。Dell氏は「Rollins氏はいまでもよきビジネスパートナーであり、過去10年の貢献はすらばらしいものがある。今後もさらなる成功を期待したい。」と述べている。また、取締役会の議長を務めたSamuel A. Nunn氏は、「役員一同は彼のビジョンとリーダーシップは、同社の長期的な市場戦略において非常に重要であると確信している。23年前に、新しい流通システムを構築した彼をおいて他に適任者はいない。」と述べている。

 就任にあたって、Dell氏は「これはDELLにとってチャンスだ。私はいま『Dell 2.0』に熱中している。これは、製品供給のための強力なグローバルサービスを構築し、ユーザーに最高の体験となり、長期にわたって価値を生み出すものと考えている。」と社長就任の意気込みを語っている。

 しかし、その反面、この1年の業績低迷とSECによる会計報告に関する調査の影響を危ぶむ声もある。今回の役員人事については、さまざまな憶測を呼んでいるが、同社はこれらの問題と役員人事との関係についてはコメントをしていない。

 PC直販のパイオニアであったDell氏とDELLのビジネスモデルだが、ここ数年で急速にコモディティ化してしまった。IT業界の常として、これを打開するにはさらなる革新しかないのだが、行政と市場を相手にしなければならない現在の状況は、まさに彼の手腕が問われる局面といえるだろう。
《RBB TODAY》

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