シマンテック、株価の不正操作をねらう「Trojan.Peacomm」の脅威レベルを3に引き上げ
エンタープライズ
その他
-
コスパ最強の“手のひらサイズ”ミニPC「GT13 Pro 2025 Edition」「A5 2025 Edition」がGEEKOMから登場!
-
Vistaへの移行支援を実現するツール「Symantec Ghost Solution Suite 2.0」
-
シマンテック、ウイルス対策ソフト「Mobile AntiVirus for Windows Mobile」の最新版
Trojan.Peacommは、ニュース動画を装ったメールの添付ファイルとして拡散し、ソーシャルエンジニアリング手法を用いて添付ファイルを開かせるよう誘導するトロイの木馬だ。感染すると特定のリモートアドレスへの接続を試み、1分間に平均3,500通ものスパムメッセージを送信する。このトロイの木馬は、低価格の株価をつり上げることでウイルス作者が不正に利益を得ることを目的としているほか、2005年11月に登場したSober.X以来の拡散速度が観測されている。
シマンテックセキュリティレスポンスでは、1月19日のセキュリティ企業側の保護対策強化に対応して、Trojan.Peacommの作者が戦術を変更して今週末にかけて新たな形式の攻撃が次々に登場した事態をうけて、今回の脅威レベルの引き上げを行ったとしている。