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ビクター、フルHD映像を高精度に符号化する「インテリジェントHDエンコード技術」を開発

IT・デジタル レコーダー
 日本ビクターは16日、オリジナルのフルHD映像と同等の高画質を維持したまま、1層(25Gバイト)あたり2時間を超えるデータを収録したBlu-ray ROMの制作を実現する、MPEG-4 AVC規格対応の「インテリジェントHDエンコード(符号化)技術」と、同技術を搭載した「インテリジェントHDエンコーダシステム」を開発したと発表した。

 インテリジェントHDエンコード技術は、高効率な画像圧縮技術であるMPEG-4 AVCが持つ「符号化パラメータの数が多く、処理が複雑」という特性に着目し、独自の手法により高精度にきめ細かくパラメータを制御することで、処理量を軽減しつつ符号化効率を高めた技術。ダイナミックに動く映像から、きめ細かく繊細な映像まで、幅広く画質の均一化を図り、高画質で長時間収録のBlu-ray ROMディスク制作を実現できるとしている。

 インテリジェントHDエンコーダシステムは、1,920×1,080/24pまたは60iのフルHD映像を24〜12Mbps程度に圧縮する、同技術搭載のソフトエンコーダシステム。すでに10月から同社100%出資子会社のビデオテックに導入し、稼動を開始しているという。同社では今後、高画質・高符号化効率の特徴を生かし、オーサリング業務の営業展開を行っていくとしている。
《村上幸治》
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