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奥菜恵、脱力系サスペンスコメディで爽快にキレる!?

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「おいしい殺し方 A Delicious Way to Kill」舞台挨拶
  • 「おいしい殺し方 A Delicious Way to Kill」舞台挨拶
  • 3人の行き当たりばったりのハチャメチャぶりと奥菜さんのハイテンションぶりが見所(C)BSフジ/USEN/イースト
  • 「奥菜さんみたいにキレてるのが爽快に見える人は女優さんでもあまりいないんじゃないかな」
  • 実際の料理の腕前について「冷蔵庫に(材料が)残ったらもったいないじゃないですか?だから、あるものをアレンジして作ります」「素朴なのが好き」(奥菜)
 女優の奥菜恵さんが主演する“脱力系サスペンスコメディ”の「おいしい殺し方 A Delicious Way to Kill」(BSフジ/USEN/イースト製作)が東京・渋谷のシネマGAGA!にて26日より劇場公開され、同日舞台挨拶が行なわれた。

 同作品は、今春BSフジにて放映後、GyaOにてインターネット配信されたもの。今回上映される作品は監督自らが劇場用に再編集したディレクターズ・カット版となっていて、シネマGAGA!のレイトショーにて公開されている。この日、舞台挨拶に参加したのは主演の奥菜恵さん、犬山イヌコさん、池谷のぶえさん、監督のケラリーノ・サンドロヴィッチさんだ。

 奥菜恵さん演じるのは小学校教師の消崎ユカ。料理ベタが原因でフラれる日々を過ごし、新しい恋人から「美味しい料理が食べたい」とせがまれ、しぶしぶ新進気鋭の人気料理研究家が講師をしている料理学校に通う。しかし、その料理研究家が謎の投身自殺。消崎ユカは同じ料理学校に通う教頭の妻白石カナエ(犬山イヌコさん)、料理学校の講師と同じマンションに住む友人の山内キヨミ(池谷のぶえさん)の3人で、投身自殺をの事件解明に乗り出すというストーリー。3人の行き当たりばったりのハチャメチャぶりと奥菜さんのハイテンションぶりが見所だ。

 監督のケラリーノ・サンドロヴィッチさんは奥菜恵さんについて「舞台を一緒にやったときに“これは面白いな!”と思ったんですよね。ほんとにレッドゾーンが振り切るまでやってくれる女優さんだし、冗談でなくすごく上手いんです。だけど、コメディエンヌとしての顔があんまり映像で見れないのはさびしいなと思ってたんです。(今回は)あんまり見えない顔を見たかった」と話した。

 また犬山さんと池谷さんも「奥菜さんみたいにキレてるのが爽快に見える人は女優さんでもあまりいないんじゃないかな。爽快でしかも面白い」「舞台のときとテレビのときと全然イメージが違う。舞台のときも、こんなにテンションが振り切れる人は人はいない!(笑)」と奥菜さんの演技を絶賛した。

 記者からは「こういう役柄をやると、実際の料理の腕前について聞かれることも多いのでは?」という質問がとびだしたが、「聞かれることは多いですね。今日もちゃんとご飯を作ってきました」。その腕前について聞かれると「腕前は……(笑)。冷蔵庫にあるものの中で自分なりにアレンジして作ったりするのは好きですね」「さっき作って食べてきたのは玄米ととろろ汁とアジの開きと卵です。そういう素朴なのが好きなので」と少し照れくさそうに回答した。

 監督は続編を作ってみたいという意気込みを見せたが、「事件ものだと今回の作品にはかなわない。だから今度は人間じゃないものと戦うとか(笑)…、ホラーものっていうか…この人(奥菜)、呪怨とかでてるから、ああいう芝居ができるでしょ(笑)。だから本当に怖いんだけどナンセンスになっていく、みたいなも」と冗談まじりに話した。

 監督のケラリーノ・サンドロヴィッチさんは劇団「ナイロン100℃」を主宰する日本演劇界を代表する人物で03年には初監督作品「1980」が公開、近作にはドラマ「時効警察」(テレビ朝日/第8話脚本・監督)がある。
《稲葉九》
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