ソニーは、ISO1,000の高感度に対応した600万画素デジタルカメラ「サイバーショット DSC-W50」を9月8日に発売する。価格はオープンで、予想販売価格は3万円前後の見込み。カラーバリエーションとして、シルバーとブラックの2色を用意する。 DSC-W50は、有効600万画素1/2.5型Super HAD CCDと、光学3倍ズームのカールツァィス「バリオ・テッサー」レンズを搭載したコンパクトデジタルカメラ。撮影感度がISO1000にまで対応しているため「手ブレ」や「被写体ブレ」を抑えることができ、暗い室内でもフラッシュなしで背景まで美しく撮影できるとしている。 また、大型で見やすい11.5万画素の2.5型液晶モニターを搭載するのに加え、画面ガイドなどによりデジタルカメラがはじめてというユーザーでも使いやすい操作性を実現している。 本体サイズは幅88.9×高さ57.1×奥行き22.9mm、撮影時重量は約157g。電源には専用の充電式バッテリーパックが採用されており、撮影可能枚数は約390枚。記録媒体には「メモリースティック デュオ」「メモリースティックPROデュオ」が採用されているのに加え、約30Mバイトの内蔵メモリを搭載している。 このほかのDSC-W50の主なスペックは以下のとおり。●“サイバーショット”DSC-W50・撮像素子:1/2.5型総画素数620万CCD(有効600万画素)・レンズ:カール ツァイス「バリオ・テッサー」 光学3倍ズーム F2.8-5.2 焦点距離:f=6.3-18.9mm(35mmフィルム換算:38-114mm)・AF合焦距離:AF(0.5m〜∞)、マクロAF(W:0.02m〜∞、T:0.30m〜∞)・シャッタースピード:自動(1/8〜1/2000秒)、プログラムオート(1〜1/2000秒)・ISO感度:自動/80/100/200/400/800/1000・記録フォーマット:静止画(JPEG)、動画(MPEG1)・静止画最大記録サイズ:2,816×2,112ドット・動画最大記録サイズ:640×480ドット/30fps(「MPEGムービーVX」ファインモード)・連写機能:6M(2,816×2,112) 最大3枚(ファイン)、VGA(640×480) 最大98枚(スタンダード)・電源起動時間:約1.3秒