「ORICON STYLE」の訪問者が急増、1年で4倍に〜ネットレイティングス調べ | RBB TODAY
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「ORICON STYLE」の訪問者が急増、1年で4倍に〜ネットレイティングス調べ

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 ネットレイティングスは、2006年6月度のインターネット利用動向情報サービスの調査結果を発表した。それによると、音楽ヒットチャート「オリコンランキング」を提供しているオリコンが展開するエンターテイメント・コンテンツに特化したユニークなポータルサイト「ORICON STYLE」への家庭からの訪問者数がこの1年で急増、2005年6月の利用者数918千人に対し、2006年6月の利用者数は3,819千人と、前年同月比で4.2倍になっていることがわかった。

 また、総ページビュー数の35%が「19歳以下」による閲覧であり、10代の熱心な利用状況が浮かび上がっており、ポータルサイトとして他にあまり例のないユニークな存在ともいえると分析している。ORICON STYLEの各世代別分布を見ると、19歳以下35.7%、20歳代12.0%、30歳代20.2%、40歳代23.0%、50歳代7.5%、60歳代以上1.7%となっているが、Yahoo! JAPANでは19歳以下8.2%、20歳代12.5%、30歳代35.1%、40歳代27.8%、50歳代9.8%、60歳代以上6.7%となっており、両者を比較すると明らかに差異が浮き彫りとなる。

 ORICON STYLEは、情報価値とブランド力のある音楽ヒットチャートの無料動画配信や独自の調査によるさまざまなランキング情報を発信。それが広くニュースや記事として取り上げられることにより、同サイトへ多くの新規ユーザを呼び込んでいると思われる。

 なお今回、ネットレイティングスが発表する視聴率データは家庭からのアクセスのみを対象としたサンプル調査であることから、全数アクセス解析の訪問者数より少なくなっているが、全数アクセス解析の訪問者数は視聴率による訪問者数を約1.8倍した数と一致しているので、データ精度の一貫性は保たれているとのこと。

 ネットレイティングス代表取締役社長兼チーフアナリストの萩原雅之は、「オリコンは音楽ヒットチャートのブランドですが、スポーツ・芸能などさまざまなエンターテイメント・コンテンツの提供においてもそのノウハウを生かしています。ORICON STYLE は、エンターテイメントの特化型ポータルサイトとして先進的な試みを積極的に展開するなど、非常にユニークなサイトとして急成長を遂げています。視聴率データで400万人弱、全数解析では700万人という数字は、他の総合ポータルサイトにも匹敵する水準です」と述べている。

[修正]「2005年6月の利用者数918千人に対し、2006年6月の利用者数は3,819千人」につきまして、初出時「千人」を「万人」と誤記しておりました。ここに修正するとともにお詫び申し上げます。
《冨岡晶》
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